マンチェスター・ユナイテッドのスコットランド代表MFスコット・マクトミネイ(26)は心身ともに良い状態ではなさそうだ。イギリス『サン』が伝えている。
昨夏以降ユナイテッドの放出候補に上げられ続けるマクトミネイ。昨夏も今夏も最終的には残留となったが、構想外とまではいかずも序列が低いことは明らかであり、ここ最近はバイエルンやフルアムへの来年1月以降の移籍が噂されている。
そんななか、ユナイテッドは20日にチャンピオンズリーグ(CL)グループA第1節でバイエルンと対戦。マクトミネイも自身の移籍先のひとつに上がる相手とのアウェイゲームに帯同し、69分からアリアンツ・アレーナのピッチに立った。
マクトミネイ投入時点でユナイテッドは1-3と2点ビハインド。88分にMFカゼミロが1点を返すも、後半アディショナルタイム2分に4失点目を喫し、試合終了直前にカゼミロのゴールで再び1点差とするも3-4で敗れている。
大量4失点での敗戦にフラストレーションを溜め込んでしまったのか、とあるユナイテッドファンが試合の中継映像を撮影した動画をX(旧ツイッター)に投稿。同時に辛辣なキャプションを付け加えた。
「マクトミネイは自身のミスを挽回しようとせず、スプリントする気にもならなかった! フルアムに行かせるべきだった…まだ彼がユナイテッドにいるとは信じられない。バッジのために戦ってくれ」
この映像とは、2点を追う80分にマクトミネイが敵陣深くでボールロスト後、ジョギングのようなスプリントで帰陣したことにより、チームメイトが鋭いカウンターを浴びたときのもの。先日のドイツ代表vs日本代表で話題になったアントニオ・リュディガーと似たようなシーンだ。
この投稿には同意のコメントが数多く並んだ一方、ある1人のファンは「(ユナイテッド)退団を望まれ過ぎて、心ここに在らずなのだろう。可哀想でもある」と同情。マクトミネイが心身ともに良い状態ではないのは明らかだ。