移籍期限最終日、揃ってバルセロナにレンタル移籍での加入が発表されたポルトガル代表FWジョアン・フェリックス、DFジョアン・カンセロは、共にアウェイのオサスナ戦でデビューを飾ると、続くホームのレアル・ベティス戦では揃って初ゴールを記録した。その2人の"ジョアン"がスペイン『Mundo Deportivo』の取材に応じ、お互いの印象などについて語っている。
カンセロは代表でも共にプレーするJ・フェリックスについて以下のようにコメントしている。
「彼は天性の才能を持っている。特にポルトガルでは彼のような選手はあまり出てこない。彼自身の目標に到達するために適切なクラブにいると思う。タイトルを獲得し、チームを可能な限り高いレベルに引き上げるという、自分と同じ野心を持っている」
一方のJ・フェリックスはカンセロについて次のように語っている。
「一緒にプレーした中で最高のサイドバックだ。彼は10番のようなクオリティーを持ち、10番のようなプレーをすることが好きなんだ。引退後は故郷のチームで10番としてプレーすると言っているよ。彼は非凡な素質を持った非常に優れた選手だ。チームに大きく貢献しているよ」
新たにバルセロナのスポーツディレクターに就任したデコ氏が明言したように、原則的にはカンセロ、J・フェリックス共に買取オプションが付随していないレンタル移籍での加入となっているため、2024年6月でバルセロナとの契約は満期を迎える。しかし、『Mundo Deportivo』は、今季の活躍次第ではバルセロナが完全移籍での獲得を目指す可能性もあると伝えている。