何を食べればいい?「秋の体と心」のセルフケア3つ

おはようございます。脳腸セラピストの桜華純子です。

猛暑がようやくおさまって秋の気配が近づいてきました。今回は、東洋医学から見る、秋におすすめのヘルスケアについてお伝えします。

秋の特徴と対策を知っていただき、夏の疲れを長引かせずに、元気な毎日を過ごしましょう。

「秋」の特徴とは

芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋、という表現のとおり、秋には愉しみが多くありますね。食という観点でも美味しい食材が溢れる『食欲の秋』はとても魅力的です。

お米も一年で一番美味しい時期ですので、ご飯も進み、つい食べすぎてしまうなんてことも。

この他にも、東洋医学で見る秋の特徴があります。

秋は体内を通っている氣「経絡」が乾燥しやすくなったり、感情面では、『もの悲しい』『憂い』などを感じやすいといった特徴を持っています。

健やかで心地よい秋の毎日に向けて、ぜひ次項を参考にしてケアを取り入れてくださいね。

秋に取り入れたい「食事」と「メンタル」ケア

【1】旬の食べ物で必要な栄養を補う

旬の食材は美味しいのはもちろんのこと、栄養価も高いので、理想的な食事ケアと言えます。

今は一年中スーパーで一年中手に入るものが多くなりましたが、秋が旬のものと言えば

  • クリ
  • サンマ
  • カツオ
  • 秋なす
  • 葡萄
  • 蓮根
  • カボチャ
  • キノコ

などになります。

これら秋に収穫される食材を、できるだけ毎日の献立に取り入れるようにしましょう。

この他にも、夏の暑さでダメージを受けた胃腸を回復させるために、刺激の強いものや揚げ物などは控えめに。

味噌汁、納豆、根菜などの発酵食品、食物繊維など、腸の環境を整える食材も積極的に取り入れてみてください。

【2】乾燥を防ぐ食材を選ぶ

前項でお伝えした通り、東洋医学において秋は『乾燥』と深くかかわり、肌や喉の潤いケアだけでなく食事からもケアをすることがおすすめとなります。

身体の内側の乾燥を補う食材は『白い食材』です。

おすすめは

  • 大根
  • 蓮根
  • 山芋
  • いか
  • 白キクラゲ
  • アーモンド

などになります。

少量で充分ですので、食べすぎには気をつけて、毎日の食材選びに取り入れてください。

【3】感情に引っ張られないように意識しよう

東洋医学ではわたしたちの感情の特徴が季節ごとにあり、秋は『もの悲しい』『憂い』などと関わりが深いと言われています。

秋の夕暮れ時、なんとなく気持ちが沈みがちになったり、わけもなく悲しくなったりすすことがありますが、これは自然自然現象でもあるのです。

しかしながら、そういった『憂い』の感情が過多になってしまうと、生活のすべてにマイナスの影響が出てしまいます。

これからの季節、もしこのような感情が湧いてきたら、特別な原因がある場合でなければ、深刻にならないようになるべく俯瞰しましょう。

自分を責めたり、焦ったりせずに、『今はこうなりやすい季節なんだ』と思うようにして、リラックスするなど、自分を労ることを意識してみてください。

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秋ならではの特徴を知って、体や心をケア。それぞれの秋を、思いきりたのしんでくださいね。

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次回もどうぞおたのしみにしていてください。

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