GFA<8783>、美容脱毛サロン「キレイモ」事業を同業大手のミュゼプラチナムに譲渡

GFAは美容脱毛サロン「キレイモ」事業について、同業大手のミュゼプラチナム(東京都渋谷区)に譲渡することを決めた。GFAは昨年10月、「キレイモ」を運営するヴィエリス(東京都渋谷区)から一部事業(28店舗)を取得したが、経営支援先だったヴィエリス関連の債権保護を主目的としていたことから、取得後の経営状況を見極めつつ、かねて事業譲渡の相手先を探していた。譲渡価額は未確定。譲渡予定は2023年11月。

GFAは美容関連企業が保有する割賦債権の買い取りを金融サービス業務の一つとして手がけている。昨年6月にヴィエリスから割賦債権を取得したが、その後のヴィエリスの信用不安による経営悪化を受け、取得した割賦債権の回収に影響が出る可能性が高まったのに伴い、ヴィエリスに貸し付けを行うなど支援策を講じた。しかし、ヴィエリスの経営状況が悪化の一途をたどったことから、昨年10月に「キレイモ」の一部事業28店舗を7億7000万円(決済方法は貸付金の代物返済)で取得していた。

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