映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」 10月9日に山口市民会館で上映

 今年4月に全世界で公開され、約2000億円もの興行成績を収めた大ヒット映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が、10月9日(月・祝)に山口市民会館(山口市中央2)の大ホールで上映される。正午からと午後4時からの2回。

© 2022 Nintendo and Universal Studios

 任天堂が生み出した、世界で最も愛されていると言っても過言ではないゲームキャラクターを主人公に、その独特の世界観を3DCGアニメで映画化。ユニバーサルスタジオの子会社で「怪盗グルー」「SING」シリーズなどで有名なイルミネーションと任天堂が共同制作した。監督は「ティーン・タイタンズGO! トゥ・ザ・ムービー」でタッグを組んだアーロン・ホーヴァスとマイケル・ジェレニックで、脚本は「ミニオンズ フィーバー」「レゴ・ムービー2」のマシュー・フォーゲル。マリオの生みの親で任天堂代表取締役フェロー・宮本茂と、イルミネーションの創業者で最高経営責任者のクリス・メレダンドリが共同プロデューサーを務めた。

 ニューヨーク・ブルックリンで配管工を営む双子の兄弟マリオとルイージは、水道管修理のため地下で作業しているうちに、謎の土管で魔法に満ちた不思議な世界に迷い込んでしまった。そこで兄弟は離れ離れになってしまい…。
 今回上映されるのは、日本語吹き替え版。宮野真守(マリオ)、畠中祐(ルイージ)、志田有彩(ピーチ姫)、三宅健太(クッパ)、関智一(キノピオ)、武田幸史(ドンキーコング)などが出演している。

 本上映会を企画した同館の西村真治主任は、マリオの世界観が3Dアニメとして再現されている所を見どころに挙げ「任天堂の完全監修かつマリオの生みの親である宮本茂氏も製作に携わっているため、キャラクターに対する愛情が隅々にまで行き届いている。ゲームで遊んだ人には随所に散りばめてある細かいネタも楽しめるし、『マリオという名前だけは知っている』という人も生き生きとしたアニメーションに魅了されると思う。大人から子どもまで、誰が見ても楽しめる映画に仕上がっているので、幅広い世代の方に楽しんでほしい」と話している。

 前売り券は、一般1500円、大学・専門学校生1300円、高校生以下800円、60歳以上1200円。同館とYCAMで購入できる。当日券は、一般1800円、大学・専門学校生1500円、高校生以下1000円、60歳以上1300円。未就学児は入場不可だ。問い合わせは同館(TEL083-923-1000)へ。 

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