短縮シーズンの2020年以来３年ぶりの地区優勝に向けて、マジックナンバーを「１」としているツインズ。アメリカン・リーグ中地区は、２位のガーディアンズと３位のタイガースが81敗で並んでおり、日本時間９月22日にこの両チームが揃って敗れれば、試合がなかったツインズの地区優勝が決定するところだったが、ガーディアンズが５対２でオリオールズに勝利したため、ツインズの地区優勝決定は明日以降に持ち越しとなった。なお、ツインズは明日からエンゼルスとの３連戦がスタートする。
日本時間９月22日、ガーディアンズはリーグ最高勝率を誇るオリオールズと対戦。５回裏にホセ・ラミレスのタイムリーなどで２点を先制し、８回表にライアン・オハーンのタイムリー二塁打などで追いつかれたが、８回裏に３点を勝ち越して５対２で勝利した。なお、オリオールズの藤浪晋太郎には登板機会がなかった。
勝利したガーディアンズは今季81敗をキープし、残り９試合に全勝すると81勝81敗となる。ツインズは残り９試合に全敗すると81勝81敗となるが、ツインズとガーディアンズが並んだ場合は直接対決で勝ち越しているガーディアンズが上位扱いとなるため、現時点ではまだガーディアンズに地区優勝の可能性が残されている。
また、タイガースはアスレチックスとの試合中だが、７回表終了時点で５対０とリードしており、勝利が濃厚。このままいけば、タイガースも今季81敗をキープすることになり、ガーディアンズ同様にツインズとの直接対決に勝ち越しているため、地区優勝の可能性が残っている。明日、ツインズが82勝目を挙げるか、ツインズが敗れたとしてもガーディアンズとタイガースがともに82敗目を喫した場合、ツインズの地区優勝が決定する。
なお、ツインズは明日から本拠地ターゲット・フィールドでエンゼルスとの３連戦がスタート。前田健太の登板予定はないが、地元ファンの前で地区優勝を決める可能性はかなり高そうだ。
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