テーマは「佐倉市の自然」 高校生が友禅染に挑戦

テーマは「佐倉市の自然」 高校生が友禅染に挑戦 

 服飾業界のスペシャリストを目指す高校生が9月22日、特別授業で「佐倉市の自然」をテーマにした友禅染に挑戦しました。

 特別授業は、千葉県内の公立高校で唯一、服飾専門の学科を持つ佐倉東高校が2022年から地元の友禅染作家、桑原牧子さんを講師に招いて行っているものです。

 22日は、服飾デザイン科の3年生30人が花や動物の型を使った友禅染の技法の一つ、「型染め」に挑戦しました。

 生徒たちは、繊細なタッチで色に強弱を付けながら、「佐倉市の自然」をテーマにした作品作りに励み、美しい竹林がみられるひよどり坂や佐倉ふるさと広場の風車などを生地に描きました。

 生徒たちのプロ顔負けの作品は、市の複合施設、「夢咲くら館」の図書館の本棚などに飾り付けられるということです。

 生徒は―
「佐倉市は自然が多いところなので、動物や住宅街の街並みを再現できるように頑張った」

「色の調節が難しかった。力を入れ過ぎると濃くなり過ぎたりとか、初めての経験だったので難しかった」
「次はもっと和柄なやつにチャレンジして、もっと金を上手くつかえるようになりたいと思った」

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