奥日光・中禅寺湖の神秘的な日の出「光の道」を 低公害バスの早朝運行開始

 奥日光の中禅寺湖で見られる神秘的な日の出「光の道」を多くの人に楽しんでもらおうと、低公害バスが23日から早朝便の運行を開始します。

 県立日光自然博物館が撮影した「光の道」の写真に顔を出したばかりの太陽と中禅寺湖の湖面に反射する光が、まるで道のように伸び神秘的な景色が映し出されています。

 撮影場所は一般の車の乗り入れが禁止されている千手ケ浜です。徒歩で向かうことも可能ですが、時間がかかるため日光自然博物館が運行する低公害バスが便利です。

 この時期の中禅寺湖の日の出は、午前5時半ごろで日の出に間に合うようバス停の赤沼車庫を午前4時半に出発する早朝便が、23日から10月9日までの土日祝日限定で運行されます。赤沼車庫から千手ケ浜までは低公害バスで約30分の道のりです。

 この時期の千手ケ浜は早朝の気温が10℃を下回ることもあり日光自然博物館は「寒さ対策をしっかりした上で光の道を楽しんでほしい」と話しています。

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