秋の交通安全運動 福田知事も街頭で安全運転の呼びかけ

 秋の交通安全県民総ぐるみ運動が各地で展開される中、宇都宮市内で22日、通勤・通学の時間帯に福田富一知事らがドライバーなどへ安全運転を呼びかけました。

 宇都宮市城東1丁目の交差点では、午前8時前から福田富一知事が、宇都宮東警察署の篠原勝弘署長や交通安全協会の会員など約30人とともに街頭に立ちました。

 福田知事らは、ドライバーや自転車で学校に向かう中学生や高校生たちに「マナーアップあなたが主役です」などと書かれた啓発用のパネルを掲げ、安全運転を呼びかけました。

 県内では今年に入って20日までに、交通事故で38人が亡くなっていて、このうち65歳以上の高齢者が20人と半数以上を占めています。また、宇都宮東警察署の管内では、21日までに交通事故で3人が亡くなっていて、去年1年間の交通事故による死者数2人をすでに超えていて、参加者たちは真剣な表情で安全運転を呼びかけていました。

 秋の交通安全県民総ぐるみ運動は、飲酒運転の根絶や自転車のヘルメット着用などを重点項目に、9月30日まで行われます。

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