ネスレ、グミ市場に参入 韓国向け製品を輸入しJCCが販売 今夏に第一弾「今後も模索」

ネスレ日本が日本のグミ市場に参入した。

第一弾となる商品名は「ネスレ フルーティップス トロピカルミックスグミ」。8月から数量限定にて一般販売された。

グミ市場の活性化が参入の背景。

同商品は、ネスレ中国がネスレ韓国向けに製造していたものを日本向けパッケージに変更したもので、ネスレ日本が輸入し、菓子専業の開発企業ジェーシーシー(JCC)が販売を手掛けている。

JCCによると販売は好調で、9月1日からは駅売店でも販売したところ即完売になるほど強い引き合いがあるという。

ネスレ日本の工藤亨サプライビジネス事業本部輸入食品ビジネス部シニアアカウントマネージャーは「海外のネスレ関連会社では様々なグミ製品を製造販売している。日本における昨今のグミブームを受けて、グミ製品の輸入販売は今後も模索する予定」と意欲をのぞかせる。

なお、ネスレ日本 サプライビジネス事業本部 輸入食品ビジネス部ではブランド・製品ごとに販売代理店制度を取っている。

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