欧州選抜が巻き返し米国選抜に並ぶ 同ポイントで最終日へ

欧州選抜は地元スペイン出身のカルロタ・シガンダ(左)が活躍(Stuart Franklin/Getty Images)

初日と同じくフォアサム(ひとつのボールを交互に打つ)とフォアボール(2人が別々のボールでプレーして良い方のスコアを採用)のダブルスマッチプレー4試合ずつが行われた。2ptを追う欧州選抜がフォアボール2勝2敗、フォアサム3勝1敗として5ptを加算(勝ち:1pt/分け:0.5pt)し、合計8ptで米国選抜に並び最終日に入る。

前半フォアボールを終えて2ptビハインドのままだった欧州選抜は、初日と同じく後半フォアサムに入り優勢を築いた。

1組目のチャーリー・ハル(イングランド)&レオナ・マグワイア(アイルランド)組がネリー・コルダ&アリー・ユーイング組に4&3で快勝。1勝ずつを分け合ったあと、最後の4組目に入った地元スペインのカルロタ・シガンダ&リン・グラント(スウェーデン)組がリリア・ヴ&ダニエル・カンのメジャー優勝者コンビに2&1で勝利した。シガンダはエミリー・ペデルセン(スウェーデン)と組んだ午前のフォアボールでも1ptを獲得しており、チームの巻き返しに貢献した。

最終日は全員が出場するシングルスのマッチプレー12試合を実施。米国選抜は2017年以来3大会ぶりのタイトル、欧州選抜はチームとして初の3連覇をかけて臨む。

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