2部でも苦しむシャルケ、試合後の監督批判で主軸DFを処分…U-23チームに飛ばされる

[写真:Getty Images]

シャルケは24日、ドイツ人DFティモ・バウムガルトルを規律違反で処分することを発表した。

問題が起きたのは23日に行われた2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のザンクト・パウリ戦後のこと。3-1で敗れたあと、ドイツ『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じたバウムガルトルが問題のある発言をしたという。

バウムガルトルは「もちろん、僕たちはヤバいことになる。僕たちがやっていることはとても危険なことだ」とコメント。「それであれば、ただ失点するだけの問題になる。これは事実だ」とコメント。トーマス・レイス監督の戦い方を公に批判する発言をしていた。

シュツットガルトで長らくプレーし、今夏PSVから完全移籍で加入したバウムガルトル。降格したチームに加わった中、開幕戦は欠場も、第2節からはフル出場を続けていた。

しかし、チームは結果がなかなか出ず、ザンクト・パウリ戦では85分で途中交代していた。

この発言を問題視したクラブはバウムガルトルを呼び、スポーツ・ディレクター(SDのアンドレ・ヘッヘルマン氏、レイス監督と会談を行わせたとのこと。その中で、クラブの規定違反が認められたという。

クラブによれば、話し合いの中でバウムガルトルが謝罪したとのこと。ヘッヘルマンSDは「ティモは会話に洞察力があり、最初から自分の間違いを認めて謝罪した。我々はこれを受け入れた」とした。

これにより、バウムガルトルは25に力のトレーニングをU-23チームで過ごすことが決定。また、罰金も支払うこととなり、本人は受け入れたという。

バウムガルトルはクラブを通じてコメントしている。

「僕の発言が引き金となったことは、僕が意図したことではないし、僕のような経験のある選手にはあってはならないことだ」

「だからこそ、トーマス・レイスとアンドレ・ヘッヘルマンに謝罪し、彼らがそれを受け入れてくれたことをとても嬉しく思う」

「僕は今、自分が挑戦者であることを理解している」

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