田中圭&吉田鋼太郎&林遣都が待望の再集結!「おっさんずラブ-リターンズ-」放送決定

テレビ朝日系では、2024年1月に「おっさんずラブ-リターンズ-」(金曜午後11:15、開始日未定。一部地域で放送時間が異なる)がスタート。田中圭、吉田鋼太郎、林遣都が5年ぶりに再集結し、世界中で社会現象を巻き起こした「おっさんずラブ」待望の続編放送が決定した。

「おっさんずラブ」は、結婚したいのに全然モテない33歳のポンコツ独身サラリーマン・はるたんこと春田創一(田中)が、ある日突然、ピュアすぎる乙女心を隠し持つおっさん上司・黒澤武蔵(吉田)と、同居しているイケメンでドSな後輩・牧凌太(林)から告白されるという、当時の既成概念を軽々と超越した新感覚の“胸キュン純愛ラブストーリー”で、ブームを巻き起こした人気作だ。

16年に深夜の単発ドラマが話題となり、18年に連続ドラマ化された「おっさんずラブ」は、放送がスタートするやいなや口コミやSNSで人気が広がり、さらに、どこまでも真っすぐでピュアなラブストーリーや世界観が評価され、「新語・流行語大賞」トップ10にノミネート。「東京ドラマアウォード2018」で作品賞グランプリなど3冠を獲得したほか、「第97回ザテレビジョンドラマアカデミー賞」では、最優秀作品賞など怒濤(どとう)の受賞歴を築き上げ、名実ともに各界から注目を浴びるヒット作となった。その後も、映画「劇場版 おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜」(19年)、航空業界に舞台を移したパラレルワールドドラマ「おっさんずラブ -in the sky-」が放送された。

また、日本のみならず香港、台湾、韓国などでも配信され、恋の行方の予想合戦が繰り広げられるなど、海外でも大ブームに。21年には香港でリメークされ、現地の放送局・ViuTVでは、開局以来となるドラマ最高視聴率を記録した。ドラマ、映画ともにX(Twitter)では、世界トレンド1位を連発。“OL民”と呼ばれる熱狂的なファンも急増し、日本各地で行われた展覧会も大盛況でアンコール開催された。

そんなブームから5年。多様性が叫ばれるようになった現在では、男性同士の恋愛という当時珍しいと受け取られた設定も、当たり前の時代に。けれど、おっさんずラブが真摯(しんし)に描き続けてきた、“人を好きになるとは…どういうこと?”というのは、永遠のテーマだ。初めて人を愛する気持ちを知った春田、はるたんの思いをくんで背中を押す道を選んだ黒澤、ついに春田と結ばれた牧。5年経った今、コロナを乗り越えて、あの3人はどんな日々を送っているのか? 「おっさんずラブ-リターンズ-」では、みんなが見たかった愛すべき“3人の今”を描き出す。

ポンコツでダメダメだけれど、誰より優しく、困っている人を放っておけない“みんなのはるたん”のアラフォーになったその後を、同じくアラフォーを迎える、日本が誇る名優・田中が体現。変顔満載の独特の戸惑いモノローグ芝居や、「かわいすぎる」「存在が罪」と言わしめた罪深いまでの愛嬌(あいきょう)、そして自由すぎるおっさんたちに板挟みにされて、「俺のためにけんかするのはやめてください!」と絶叫するなど、世界を爆笑に包んだ受け芝居、そして“無駄にいい体”も健在なのか!?

また、厳しくも情に厚い理想の上司ながら、手作り似顔絵弁当を作ったり、「だお」という名言で一世を風靡(ふうび)し、Instagram“武蔵の部屋”もバズりすぎて意味不明なレベルに到達した、あの乙女心全開のラブリーな黒澤武蔵を演じる吉田。そして、バリバリのエリートな上に家事も完璧かと思えば、ブラックでドSな一面をのぞかせたり、春田を思うが故に身を引くなど自己犠牲をいとわない姿に、視聴者が涙し熱狂した牧に扮(ふん)する林。はるたんを取り巻く2人も帰還する。

さらに、最強スタッフ陣も再集結。プロデューサー・貴島彩理氏、脚本・徳尾浩司氏、音楽・河野伸氏、監督・瑠東東一郎氏、山本大輔氏、Yuki Saito氏と、制作陣もチームの面々が勢ぞろい。このチームならではの熱い芝居合戦、そしてこのチームにしか生み出せないファミリー感で、笑って、泣けて、いとおし過ぎる新たなピュアラブストーリーは、一体どんな展開に? 念願の再集結を果たす3人の愛の物語に期待が高まる。

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