千葉県内企業の女性管理職10.3%に低下

千葉県内企業の女性管理職10.3%に低下

 千葉県内企業の管理職に占める女性の割合は10.3%で、前の年よりもやや低下したことが、民間の信用調査会社の調べで分かりました。

 帝国データバンク千葉支店は2023年7月、女性登用に対する見解について、県内企業773社に調査を行い、311社から回答を得ました。

 それによりますと、管理職に占める女性の割合は10.3%で、前の年よりも0.3ポイント減少しました。

 また、政府が目標に掲げる「女性管理職30%」を上回っている企業は10%で、2.2ポイント減りました。

 そして、女性の活躍推進のために行っていることを尋ねたところ、「性別に関わらず成果で評価」が56.6%で最も多く、次いで、「性別に関わらず配置・配属」でした。

 一方、男性の育休取得率は8.3%にとどまっています。

 帝国データバンク千葉支店
「男女とも仕事と家庭を両立できるための働きやすい環境づくりや業務の効率化に向けた取り組み求められる」

© 千葉テレビ放送株式会社