横浜で大学進学フェスタ 中高生や保護者ら3600人参加

多くの大学がブースを並べる中、担当職員から大学の特色を聴く親子連れ=横浜市西区のパシフィコ横浜

 中高生と保護者を対象にした「大学進学フェスタ」が24日、横浜市西区のパシフィコ横浜で開かれた。フェスタは15回目で、神奈川新聞社と東進衛星予備校・シェアードウェイが主催した。3636人が来場し、大学の職員や学生から入試情報のアドバイスや大学生活について聴いた。

 全国115大学が参加し、91校がブースを並べた。高校生らは各大学の職員に、学科で研究する内容や入試情報を相談し、アドバイスを受けていた。

 2022年4月から、高校1年は新学習指導要領に則した授業を受ける。25年には共通テストも対応した内容に変更される。

 実行委員会の井川隆成さんによると「新学習指導要領に対応し、今から準備をしたい高校1、2年生も多く、中学生の姿もあった。保護者だけで参加した方もおり、親の関心も高くなっている」と分析する。

 高校3年の女子生徒(横浜市戸塚区)は「講義の内容や学校周辺の生活のことなどを伺った。大学を選ぶときの参考にしたい」と真剣な面持ちで語った。

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