ライプツィヒがチャビ・シモンズ買取に意欲、昨季の大活躍から軌道に乗り出したキャリア

[写真:Getty Images]

RBライプツィヒがオランダ代表MFシャビ・シモンズ(20)の買い取りを希望しているようだ。ドイツ『キッカー』が伝えている。

バルセロナの下部組織に所属していた幼少期から将来を嘱望されてきたシャビ・シモンズ。10代半ばで故ミーノ・ライオラ氏を代理人とし、パリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍した際は周囲に不安が広がるも、昨シーズンはPSVで公式戦48試合に出場し22ゴール12アシストを叩き出した。

この活躍を受けてPSGに買い戻されると、今季はライプツィヒへレンタル移籍。ブンデスリーガ開幕5試合に全て先発出場するなか、すでに3ゴール5アシストと早くもチームの命運を左右する存在に。だが、ライプツィヒは買い取りオプションを保持していない。

『キッカー』のインタビューに応じたライプツィヒのスポーツ・ディレクター(SD)、マックス・エベール氏は「我々にとって最も良いシナリオでこれ(契約)を伸ばしたい」とPSGとの交渉に意欲を見せる。

さらに「シャビは本当に良いスタートを切った。良い成績を残しているし、彼とライプツィヒの間にはエモーショナルなまでの結びつきが生まれているよ。我々は彼と2024年夏以降も一緒に続けられるよう努力している」と弱冠20歳のエースを褒めちぎった。

ライオラ氏主導でバルセロナからPSGの下部組織に移った際は色々危ぶまれたシャビ・シモンズだが、現在は別の代理店に移行。ピッチでもメキメキ頭角を現しており、順調な選手キャリアを歩んでいる。

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