【ダイヤモンドバックス４－６ヤンキース】＠ヤンキー・スタジアム
31年連続のレギュラーシーズン勝ち越しを狙うヤンキースは、１点を勝ち越された直後の８回裏に３点を奪って逆転に成功。６対４でダイヤモンドバックスを破り、本拠地での３連戦を２勝１敗の勝ち越しで終えた。ヤンキース４番手のイアン・ハミルトンが３勝目（２敗）をマークし、５番手のクレイ・ホームズは22セーブ目を記録。ダイヤモンドバックス４番手のケビン・ギンケルは逆転を許し、今季初黒星（９勝）を喫した。
レギュラーシーズン勝ち越しに向けて残り７試合で４勝以上が必要なヤンキースとナ・リーグのワイルドカード争いで２位につけているダイヤモンドバックスの３連戦の最終戦は、ヤンキースがクラーク・シュミット、ダイヤモンドバックスがメリル・ケリーの先発でスタート。初回にダイヤモンドバックスがアレック・トーマスのタイムリー二塁打で２点を先制したが、ヤンキースは４回裏にオースティン・ウェルズの２号２ランで同点に追いついた。
７回表にダイヤモンドバックスがガブリエル・モレノのタイムリーで勝ち越したものの、ヤンキースは７回裏にオスワルド・ペラザの２号ソロですぐさま同点に。８回表にはダイヤモンドバックスがコービン・キャロルのタイムリーで再び勝ち越しに成功したが、ヤンキースは８回裏にペラザの押し出し四球、エステバン・フロリアルの犠飛、エバーソン・ペレイラのタイムリーで３点を奪い、６対４で逆転勝利を収めた。
勝利したヤンキースは、今季156試合を消化して79勝77敗となり、1993年から続くレギュラーシーズン勝ち越しを継続するためには、残り６試合で３勝３敗以上が必要。一方、３連戦に負け越したダイヤモンドバックスは82勝74敗となり、試合がなかったカブスに並ばれてしまった。ダイヤモンドバックスとカブスの後ろには１ゲーム差でマーリンズ、2.5ゲーム差でレッズが迫っており、ナ・リーグのワイルドカード争いの行方はまだまだ分からない。
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