糸魚川卓球連盟 加藤美優選手迎え講習会 トッププロに学ぶ 技と思考に触れ刺激

集まった小中学生たちに技術や考え方を伝える加藤選手(中央)

糸魚川卓球連盟(富田協会長)は24日、糸魚川市上刈4の市民総合体育館で卓球技術講習会を開いた。世界選手権ベスト8、全日本3位などの実績を持つ加藤美優選手(24、吉祥寺卓球倶楽部)を講師に迎えて実施。市内外のクラブチームの小中学生やその保護者ら約110人が参加し、トッププロの技と思考に触れた。

初の試みながら関心は高く、加藤選手は大きな拍手に迎えられて登場。今夏の全中・卓球男子シングルスでベスト16入りした吉田蒼君(直江津東中2年)を相手に自身の練習内容を実演した他、参加者への技術指導、自身へのチャレンジ企画を通して卓球の魅力、奥深さを伝えた。

参加者は打ち方や体の動かし方などについて積極的に質問。加藤選手からのアドバイスに聞き入り、熱心にメモを取る姿も目立った。練習相手を務めた吉田君は「動画などで見るより球が速くて威力があり、厳しいコースばかりに来た。すごかった」と舌を巻いた。

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