きょう27日(水)は、北陸や東北南部は、一日雨が降りやすく、午前中は、雨足の強まる所もある見込み。周辺の東北北部や関東北部、西日本の日本海側も雨雲がかかりやすく、ぐずつく見込み。雨の降る地域を中心に、残暑は落ち着くが、晴れ間の広がる東海から西の太平洋側は、きょうも最高気温が30℃を超える予想だ。

北陸や東北南部　午前中は強雨も　その他も傘があると安心

　低気圧が近づく本州の日本海側を中心に、きょうは広い範囲で雲の多い、ぐずついた天気となる見込み。特に、北陸や東北南部では、一日を通して雨が降りやすく、午前中は、雷が鳴ったり、強く降る所もありそうだ。周辺の東北北部、関東(北部が中心)から近畿、中国、九州北部も、雨雲のかかるタイミングがある見込み。
　安定して晴れる地域は少ないので、朝、晴れていても、念のため、晴雨兼用の傘を持って、出かけたい。

天気で気温差　曇りや雨でも平年を上回り蒸し暑い

　晴れ間の広がる東海から西の太平洋側では、最高気温が30℃を超えて、きょうも残暑が続く見込み。運動会の練習など屋外での活動、または作業においては、気温の高い時間帯をなるべく避ける、適切な水分補給・休憩など、引き続き、熱中症対策が必要だ。

　曇りや雨の地域では、きのうに比べると気温は低めとなるが、この時季としては気温の高い状態ではあるので、無理せず、体調管理に努めたい。

（気象予報士・海老原美代子）