SAKEまつりへ準備進む 10月21、22日高田本町商店街で 限定酒「車懸」にラベル貼り 今年は妙高酒造が仕込み 県酒造組合高田支部 

県酒造組合高田支部のメンバーによる「車懸」ラベル貼り。イベントを1カ月後に控え、当日の段取りも話題に上る

10月21、22の両日、上越市の高田本町商店街を会場に開かれる、「越後・謙信SAKEまつり」で販売する数量限定酒「車懸(くるまがかり)」がこのほど完成した。今年は妙高酒造(同市南本町2)が仕込んだ純米大吟醸。26日、同社に県酒造組合高田支部の酒造会社から経営者ら約10人が集まり、限定酒のラベル貼りを行った。

「車懸」は毎年蔵元の持ち回りで醸造しており、妙高酒造が仕込むのは初めて。芳醇(ほうじゅん)な味わいと馥郁(ふくいく)とした重厚な香りが特長だという。

同日は各酒造会社の経営者らが集まり、「車懸」一本一本にラベルを貼った。会話はもっぱらイベント当日の段取り。市外、県外から参加する酒蔵の話でも盛り上がっていた。

同社の稲田義弘・新潟営業部統括マネジャーは「SAKEまつりを楽しみにしているという人の声を県外からも聞く。イベントはもちろん、限定酒も出品する蔵の酒も楽しんでほしい」と話していた。

「車懸」はSAKEまつり会場でのみ販売。720ミリリットル入りで2200円(税込み)。

妙高酒造で仕込んだ「車懸」

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