「子供の頃からこのために…」 アムラバトがユナイテッド移籍後初先発! 「GKだろうとチームが求める場所でプレーする」

[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドのモロッコ代表MFソフィアン・アムラバトが喜んだ。

今夏のデッドラインデイに加入したアムラバト。先のプレミアリーグに最終盤から出てデビューすると、26日に行われたカラバオカップ3回戦のクリスタル・パレス戦で初先発した。

プレーエリアは本職の中盤ではなく、ケガ人続きのチーム事情で左サイドバックだったが、卒なくプレー。後半から本来の中盤に入り、3-0の快勝による公式戦2連勝に貢献した。

フィオレンティーナからの1年ローンで加入した27歳はイギリス『スカイ・スポーツ』で初先発試合をこう振り返った。

「完璧な夜だ。うまくプレーできたし、何よりも3-0で勝った。子供の頃からこのために頑張ったんだ。ここでプレーするのはアメージングだし、ファンタスティックだ」

そう話したアムラバトは今後、中盤としての活躍が期待されるが、監督からチームのためにと求められるポジションであれば、どこでもやる覚悟のようだ。

「監督には『GKだろうが、求められるところでプレーする』と言った。今日は左サイドバックだったけど、中盤で自由にプレーできたよ」

「僕はボールを触ったりするのを好む。もちろん、ライン際でプレーする左サイドバックではないから、チームにプレスアルファのオプションをもたらせるよう心がけた」

また、「とても良いパフォーマンスだったし、大きな結果だ。バーンリーを倒し、今日はファンに楽しんでもらえるプレーがやれた」と全体を振り返り、自身の現状や、さらなる決意を続けた。

「まだベストな状態ではない。ちょっとしたケガでプレシーズンを完走できなかったし、当たり前だけどね」

「できるだけ早くコンディションを取り戻そうと、2、3週間はハードなトレーニングをした」

「試合を重ねれば、もっと強く、もっと良くなれるはず。今日は(出場時間が)1時間だったし、次はもっとやれれば」

「簡単んな時間ではなかったけど、ここは巨大なクラブだし、勝利が求められるのは明らかだ」

「プレッシャーは大きいけど、僕らが求めるものでもある。監督からは日々、勝利を求められているし、僕らもそう」

「毎日、ハードにプッシュしているよ」

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