2部で低迷するシャルケがトーマス・レイス監督の解任を発表

[写真:Getty Images]

2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のシャルケは27日、トーマス・レイス監督(49)の解任を発表した。なお、暫定監督にはアシスタントコーチのマティアス・クロイツァー氏が就任した。

2022年10月にフランク・クラマー前監督の後任としてシャルケの指揮官に就任したレイス監督。昨季は低迷するチームを率い、年明けに8戦無敗と残留への望みを見せたが、最終的には17位でシーズンを終え、残留へ導くことはできなかった。

1年での1部復帰が目標となる今季だったが、チームは開幕から苦戦を強いられると第7節終了時点で2勝1分4敗と低迷。順位も降格圏内の16位に沈んでいた。
シャルケのアンドレ・ヘケルマンSD(スポーツ・ディレクター)はレイス監督の解任について以下のように説明している。

「我々はこの数日間でよく協議を重ねた結果、クラブのために今すぐこの決断を下さなければならないという結論に達した。我々の目標はシーズン開幕からの悪い流れを断ち切ることだ」

「トーマスは1年前、非常に困難な状況の中でシャルケを選んでくれた。降格という結果なったが、シーズン終盤までの情熱的な日々を忘れることはないだろう。私たちは、トーマスの仕事とプライベートの両方の未来に幸あれと祈っている」

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