静岡と甲府など35℃超 最も遅い猛暑日 東京都心は真夏日90日目

 きょう(木)は東・西日本の太平洋側を中心に、9月末とは思えない暑さとなった所が多い。東海や甲信で35℃を超えた所があり、静岡や甲府は統計開始以来、最も遅い猛暑日となった。また、東京都心でも32.9℃と今年90日目の真夏日となり、年間真夏日最多記録を更新している。あす(金)も関東から西の各地は、30℃以上の地点が多くなるため、体調管理に注意が必要だ。

28日(木)午後2時50分までの最高気温(ウェザーマップ)

 きょう(木)は南から暖かい空気が流れ込み、東日本の太平洋側を中心に、この時季としては異例の残暑となっている。最高気温は清水(静岡)で36.0℃、静岡35.8℃、桑名(三重)35.3℃、甲府35.2℃、そのほか、大月(山梨)34.7℃、高知34.6℃、鹿児島、牛久(千葉)や鴨川(千葉)で34.3℃を観測している(午後2時50分まで)。甲府は1894年以来、静岡は1940年以来、最も遅い猛暑日となった。

29日(金)の予想最高気温(ウェザーマップ)

 あす(金)も関東から西の太平洋側で、30℃を超える所が多い見込み。前橋や熊谷(埼玉)、名古屋、岐阜は33℃、東京都心でも31℃まで上がりそうだ。きょう(木)と比べて、内陸で空気が乾く予想だが、それでもこの時季としては高温となるため、屋外での作業や運動は、引き続き暑さ対策が必要となる。

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