28日、園田競馬場で行われた11R・姫山菊花賞（3歳上・ダ1700m）は、下原理騎乗の1番人気、ラッキードリーム（牡5・兵庫・新子雅司）が快勝した。1.1/2馬身差の2着にエイシンビッグボス（牡5・兵庫・橋本忠明）、3着に2番人気のタイガーインディ（牡6・兵庫・保利良平）が入った。勝ちタイムは1:51.8（良）。
ラッキードリームが昨年に続いて姫山菊花賞を連覇した。1周目のホームスタンド前で遠征馬アイアムレジェンドが中団から先頭に立つという奇襲作戦に出たが、4番手をキープ。3コーナーで満を持して仕掛けると前を走るエイシンビックボスとタイガーインディを並ぶ間もなくかわしてゴールに飛び込んだ。
JBC出走も視野に
「大きな差をつけて勝つわけではないが、きっちり勝ってくれるね」と断然の1番人気にこたえて下原騎手もホッとした様子。先週21日に行われた園田プリンセスC（コモリリーガル）、24日に佐賀で行われた鳥栖大賞（アラジンバローズ）に続いて8日間で3つも重賞を勝つという快挙に「幸せなことです」と目を細めた。新子調教師は「ゲートさえ決まったら」と勝って当然といわんばかり。JBC出走も視野に入れつつ大目標である園田金盃の連覇に向け、さらに自信を深めた様子だった。
ラッキードリーム 27戦16勝
（牡5・兵庫・新子雅司）
父：シニスターミニスター
母：サクラスリール
母父：ファンタスティックライト
馬主：野田善己
生産者：谷岡牧場
【全着順】
1着 ラッキードリーム
2着 エイシンビッグボス
3着 タイガーインディ
4着 ベストオブラック
5着 ナムラタタ
6着 アイアムレジェンド
7着 エイシンダンシャク
8着 タガノキングロード
