実に499日ぶりの先発出場。アルテタ監督がスミス・ロウについて語る

写真:カラバオカップで先発出場を果たしたスミス・ロウ ©Getty Images

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、9月27日に行われたカラバオカップ3回戦のブレントフォード戦に先発出場したイングランド代表MFエミール・スミス・ロウについて言及した。イギリス『デイリーミラー』電子版が伝えている。

アーセナルは開始8分にリース・ネルソンがゴールを奪い、これが決勝点となって1-0で勝利した。スミス・ロウはこの試合で先発出場し、82分にノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールと交代するまでプレーした。アーセナルでは実に499日ぶりの先発出場で、31分に味方との連携から惜しいシュートを放つなど見せ場を作った。

試合後、アルテタ監督は次のように語ってスミス・ロウのパフォーマンスを評価している。

「前半は非常にいいプレーをしていたと思う。彼の資質が発揮されていたし、やりやすかったと思う。この試合は後半の5分から10分を過ぎたあたりから動き始めた。その後は少し苦労していたように見えた」

また、82分で交代した理由についてはこう語っている。

「体力的に見て、彼はまだ90分間プレーできる状態ではない。彼のプレー時間をコントロールする必要があった。ここ2週間、彼の負担は非常に大きなものとなっていて、終盤が近づくにつれて苦労しているように見えた。リースも同様に苦労していたね」

そしてアルテタ監督は、スミス・ロウの今後についてこのように言及した。

「彼は万能型のプレーヤーだ。ボールを持って走っている時や狭いスペースでのコンビネーション、ボックス内に侵入していく動きなどを見れば、彼の能力がどれほど高いかはすぐに分かるだろう。他の攻撃的MFとは異なる資質を持っている。彼がチームにいるというのは素晴らしいことだし、我々はベストの状態の彼を必要としている。少しずつリズムと取り戻し、プレー時間を増やしているというのは、チームにとって喜ばしいことだよ」

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