【新型コロナ】神奈川の感染者、2週連続で減少 1医療機関当たり9.85人

 新型コロナウイルス感染症を巡り、県は28日、県内の定点医療機関で報告された感染者数を公表した。18~24日の1週間で、1医療機関当たりの平均患者数は9.85人となり、前週比で9.41人減った。減少は2週連続。

 報告された患者数は県内全体で3566人。1医療機関当たりの報告数は横浜市で8.73人、川崎市で11.80人、相模原市で8.82人、政令市以外の県域で10.52人だった。381カ所の定点医療機関のうち、362カ所から報告があった。

 27日時点の入院者数は978人(前週比400人減)で、うち重症者は28人(同6人減)。確保病床の使用率は39.57%で、うち重症用病床は19.74%だった。

 季節性インフルエンザの18~24日の定点医療機関当たりの患者数は8.85人。前週比で0.52人減った。ただ、茅ケ崎市(15.60人)や鎌倉保健福祉事務所管内(11.70人)、川崎市(11.64人)で注意報レベルの10人を超えている。

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