こんにちは、もめです。今回のテーマは「サコッシュ」。サコッシュは街中からアウトドアまでいろいろなシーンで活躍する小さなバッグですが、今回はその魅力に迫ってみようと思います。実は私、最近やっとサコッシュの魅力に気づいた側の人間で、これまでは「あんな小さいバッグに何を入れるんだ…」と思っていました。同じように思っている方もいるかと思いますが、そんな方も、この記事を読めばまだ知らぬサコッシュの魅力を発見できるかもしれません。ぜひ最後までご覧くださいね。
日常使いからアウトドアまで!さまざまなシーンで活躍するサコッシュの魅力とは
サコッシュは、薄くてコンパクトな形状をしているのが特徴のバッグです。一見、ただの小さいバッグのように思えますが、実は小さい見た目からは想像ができないほど、たくさんの魅力を持っています。
ここでは、私が実際に使っていて感じた、サコッシュの魅力をたっぷりご紹介します。
気軽に持ち出せておでかけのハードルが下がる
気軽に持ち出せて、おでかけのハードルが下がるのは、サコッシュの最大の魅力です。
ちょっとしたおでかけのときには「これさえ持っていけばOK」なおでかけセットがあると、出かけるまでのハードルが下がります。それが持ち出しやすいコンパクトなサイズであれば、なおさら気軽に出かけられますよね。
サコッシュは薄くてコンパクトなので、大きなリュックやトートバッグのようにたくさんのモノを入れられるわけではありません。しかし、財布や携帯、ハンカチなどちょっとしたおでかけに必要なものはちゃんと入るのです。
入らないけれども、ちゃんと入る。これがサコッシュです。
小さくて気軽に持ち出せる上に、「おでかけのときに絶対に持っていきたいモノ」はちゃんと入る。その絶妙なコンパクトさは、確かにおでかけのハードルを下げてくれます。
大事なモノを入れられてすぐに取り出せる
基本的に、サコッシュは肩にかけて、バッグ本体はお腹あたりにぶら下げる形で持ち運びます。常に目に入る場所にバッグ本体が位置するので、大事なモノでも安心して収納できます。
また、この位置だとほとんど手を伸ばさずにサコッシュの中身にアクセスできるので、収納したモノを、使いたいときにサッと取り出せるのも嬉しいポイントです。
財布やスマホなどの貴重品を安心して持ち運べて、使いたいときにすぐに取り出せるバッグは、想像しているよりもずっと便利です。
リュックとの相性がよくてアウトドアで活躍する
サコッシュは、リュックでおでかけする際のサブバッグとしても活躍してくれます。
キャンプや登山では、リュックで荷物を持ち運ぶケースが多いと思います。大容量でたくさんのモノを収納できるリュックは頼もしい存在ですが、リュックに収納したモノは、基本的にリュックを下ろさないと取り出せません。
ちょっとしたものを取り出すためにいちいちリュックを下ろすのは、正直めんどうですよね。
そこでサコッシュの出番です。
例えばキャンプだと、キャンプ場でしか使わないものはリュックに、道中にもよく使う財布やティッシュなどはサコッシュに入れておけば、必要なときにすぐ取り出せます。
そんな使い分けによって、両手を開けながら快適に移動することができるんです。
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電車移動のときは特に最高です。
肌身離したくないモノを身に着けられる
サコッシュがあれば、財布やスマホなどの「肌身離したくないモノ」をずっと身に着けていられます。
前で解説したとおり「大事なモノを身に着けていられる安心感」があるだけでなく、「動くたびにどこかに置いたり、身に着けなおしたりする必要がない楽さ」も大きなメリットです。
大きなバッグだとずっと身に着けているのは大変なので、たとえばお店で席に着いたら荷物入れなどに置きますよね。しかし、トイレに行ったりお店から出たりするときには、再度バッグを手に取って持ち運ばなければなりません。
サコッシュであれば、お店で席についてもそのまま肩からかけておけます。トイレに行くときも、お店から出るときも、バッグを手に持ち直すことはせずに、サッと動けます。
モノを肌身離さない手段としては、洋服のポケットも挙げられますよね。
ただ、「ポケットが膨らむのが嫌」「モノがポケットに入り切らない」といった場合も多いでしょう。女性の場合は「そもそも洋服にポケットが付いてない!」なんてこともあるはずです。
また、ポケットにモノを入れていると、気づかぬうちにモノがポロリ……といったケースも。
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ポケットに入れていた財布やスマホを、電車のシートに忘れていた友人や両親を何度見たことか…
サコッシュなら、常に目に入る位置にあるので貴重品を落としたり忘れてしまったりする心配も少なく、薄くて軽いのでずっと身に着けていても負担になりません。
私はずっと肩にかけたまま、第二のポケット的に使うことも多いです。
登山もライブもお供してくれる!サコッシュの活用シチュエーション集
私はここ1年ほどサコッシュを使っていますが、日常生活からアウトドア、好きなアーティストのライブまで、いつでもどこでもお供してくれています。
ここでは、実際に使っていて「サコッシュ……いいかも!」と感じたシーンを集めてみました。
サコッシュが活躍してくれたシーンを集めてみたら「本当にいろんな場面で魅力を発揮してくれるなあ」と改めて感じました。
みなさんも、ぜひ自分の普段の生活をイメージしながら、サコッシュが活躍してくれそうなシーンを考えて読み進めてみてください。
【ひとり旅や徒歩キャンプで】きっぷや旅ノートを忍ばせて旅の思い出を逃さない
電車でキャンプ道具を背負ってひとり旅。
そんな旅では、財布やスマホはもちろん、きっぷや旅ノートなど旅中にサッと出したいモノをサコッシュに忍ばせています。
例えば、旅の代名詞ともいえる『青春18きっぷ』。1枚で1日×5回分の鈍行列車が乗り放題になるロマン溢れるきっぷですが、乗り降りする度に駅員さんに提示します。
きっぷをサコッシュに入れておけば、すぐに取り出せる上に、失くしてしまう心配も少ないです。
また、最近ハマっている旅ノートも入れています。
旅ノートには、道中時間が空いたときにお絵描きしてみたり、思わぬところにあるご当地スタンプを押したりしています。
サコッシュのおかげで旅ノートがすぐに取り出せるので、旅のその時その瞬間の感情を逃しません。
【山歩きで】補給食や地図を入れれば登山のリズムを妨げない
ロケーションを「山」という大自然に移しても、サコッシュは大活躍してくれます。
登山ではリズムに乗るととても心地よく歩けますが、一度そのリズムに乗ったならば、できるだけ止まりたくありません。だから補給食や地図、スマホなど頻繁に取り出すモノは背中のザックではなく、すぐに取り出せる場所に収納することが大切です。
サコッシュならば、それなりの容量かつ身体に密着するコンパクトなデザインによって、山歩きの邪魔をせずに補給や現在地確認、写真撮影を行えます。
ちなみに、登山のときはいつもよりもさらにサコッシュの紐を短めにして、歩く邪魔にならないようにするのがおすすめです。
【ちょっとしたおでかけで】財布とスマホだけ持って出かけられる
少し時間が空いた休日には「近くのアウトドアショップを巡ってギアを物色しようかな」「近所で評判のラーメン屋に行ってみようかな」なんてシーンが少なくないはずです。
そんなふうに、近場にふらっと出かけたいときには、サコッシュが最高のパートナーになります。
今の時代、小さな財布とスマホがあればどこでも過ごせますよね。サコッシュには、小さな財布とスマホ、電車で音楽を聴くためのイヤホンだけを入れて出かけられます。
サコッシュがあると「ちょっと行ってみるか」のハードルがぐんっと下がる気がします。
【飲み会で】財布やスマホを身に着けたまま席を立てる
お出かけシーン以外でも、サコッシュだと嬉しいシーンがありました。
例えば、居酒屋で飲み会をしているときに「ちょっと席を立ちたいなー」ってとき、よくありますよね。少し離席するだけでも、スマホや財布を置いて行くのはちょっと…なんてときもあるはずです。
特に、大人数だったり関係性の遠い人がいたりする飲み会だと心配です。だからといって、鞄ごと持つと「帰るの?!」と勘違いさせてしまうし、最近のスマホはポケットに入れるには大きすぎます。
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ポケットぱんぱんになりがちなの、手ぶら勢あるある
そんなときも、やっぱりサコッシュが活躍してくれます。
サコッシュなら座っているときに身に着けていても違和感がありませんし、席を立つときもそのままサコッシュと一緒に立てます。
常にスマホや財布と一緒に移動できるのは、サコッシュの小ささや薄さが成せる業だとしみじみと感じながら楽しむ飲み会も良いものです。
【ライブやフェスで】貴重品の心配をせずに目の前に全集中できる
新型コロナウイルス感染症拡大の影響も落ち着いてきて、最近はライブやフェスが開催されるようになり、声出しが解禁されているケースも増えてきました。
ライブやフェスのシーンでも、サコッシュは非常に便利です。
小さいライブハウスだと、満員電車並みの密度のなか、スタンディングでライブを鑑賞することもよくありますよね。
そんなときも体に密着してくれているサコッシュなら、何にも気にせずに荷物を持っていられます。
手をあげたり拍手をしたりするときでも、財布やスマホは目の届く範囲に。リュックのように後ろの人の邪魔にもなりません。
これなら目の前の”推し”に集中することができますね。
また、フェスの場合はライブとともに飲食を楽しんだり、会場内で場所を移動したりするシーンが多いですが、サコッシュがあれば必要最低限の荷物を持ったまま気軽に楽しめます。
あなたは何を入れる?筆者のサコッシュの中身や便利なアイテムをご紹介
ここまでサコッシュの魅力や利用シーンについてご紹介してきましたが、「具体的にサコッシュには何を入れるの?」と気になっている方もいるでしょう。
もちろん、ロケーションにもよりますが、ここでは私の使い方で一番多い「サコッシュの中身」を例として紹介していきます。
<サコッシュの中身>
- 財布
- イヤホン
- モバイルバッテリー
- 旅ノート
- 折り畳み傘(日傘兼用)
- ペットボトルホルダー
- 衛生用品
電車でのひとり旅や、休日のおでかけのときは上記のようなモノをサコッシュに入れていきます。
実際に筆者が使っている、サコッシュとの相性がいい商品も交えて詳しく紹介していきます。
財布
私は普段、クレジットカードとQRコード決済でのお会計が中心なので、財布は小さめのものを持ち歩いています。
愛用しているのは、カードとほぼ同じサイズであることが特徴的な、アブラサスの『小さい財布』。コンパクトでありながら機能性が高く、お気に入りの財布です。
イヤホン
隙あれば音楽を聴いている私は、ワイヤレスイヤホンが必携です。
ケースが薄めのモデルのほうが、サコッシュには合っているかもしれません。
モバイルバッテリー
日常的には10,000mAhの中容量なモバイルバッテリーを持ち歩いています。使用している『iPhone 12 mini』を1~2回ほど満充電にできる分です。
あまり大きなサイズだとサコッシュに入り切らないので、サイズ的にも容量的にもちょうどいいのは中容量程度かなと思います。ちょっとしたおでかけ程度なら、もう少し容量を抑えてコンパクトさを取るのもありかもしれません。
旅ノート
旅ノートは、最近旅をするときにはいつも持ち歩いています。
絵を描いたりスタンプを押したりメモしたり、用途はいろいろです。最近買ったマルマンの『クロッキーブック ポケット版』はかなりコンパクトでお気に入り。
旅ノートは「コンパクトで使いたいときにサッと取り出せること」が何よりも大切なので、サコッシュとクロッキーブック ポケット版の相性は抜群です。
折り畳み傘(日傘兼用)
人類には暑すぎた2023年の夏。私も人生で初めて日傘を買いました。
一般的に折りたたみ傘はコンパクトな設計になっているものの、サコッシュで持ち歩くには少し大きすぎる製品が多いです。
ですが、HUSの『Smartduo Carry』なら、バックルでサコッシュにくくり付けられます。
この便利さには感動しました。
見た目以上に軽いので、意外と肩の負担にもなりません。(それでも一日中だとちょっと辛いですが…笑)
ペットボトルホルダー
傘と同じく、飲み物も基本的にはサコッシュには大きすぎます。
入ったとしても、サコッシュがぱんぱんになってしまい不格好です。ここはサコッシュのかなり不便な一面だなと思います。
「この暑すぎる夏に飲み物を持ち歩かないのはありえない……うーんどうしようか……」と唸っていたところ、家にたまたまあったDODのペットボトルホルダーが目に入りました。
これなら市販のペットボトルをサコッシュに括り付けて持ち運べます。見た目的にも邪魔ではありません。
ただ、ペットボトルは普通に重いので日傘と同じく1日ぶら下げてるとちょっと重いです(笑)持ち歩くことを考えると、350mlくらいの小さいサイズがちょうどいいかもしれません。
衛生用品
まだまだいつマスクが必要になるか読めない時代ですから、基本的におでかけのときは持ち歩いています。
ティッシュやハンカチもサコッシュに入れておけば、ポケットが膨らまなくて済みます。嬉しい。
【私のおすすめサコッシュ】macpac『トレックミュゼット』は丈夫でアウトドアシーンにもピッタリ!
最後に、私が現在愛用しているサコッシュをおすすめさせてください。
ここまでの写真にも登場していますが、私は今macpacの『トレックミュゼット』を愛用中。無骨な見た目とハードに使える丈夫さから、日常からアウトドアまで幅広く馴染んでくれてお気に入りです。
- サイズ:18×26cm
- 重量:100g
- 素材:ECO AZTEC Canvas(エコ アズテック キャンバス)
- カラー:チャコール、ブラック、タソック、フラックス、ダスク、ジンファンデル
特にどんなポイントが便利か、トレックミュゼットの特徴をいくつかご紹介しますね。
耐久性・耐水性に優れるアズテックキャンバスを使用
ざらざらしたちょっと分厚い生地は「アズテックキャンバス」と呼ばれるもので、耐久性・耐水性に優れた素材です。
無骨な風合いはアウトドアシーンにもしっかり馴染んでくれて、ハードな環境でも耐えうるポテンシャルを持っています。
色のラインナップもシンプルで優しい風合いになっているので、日常使いがしやすいのも嬉しいポイントです。
ボタンは閉じる位置を調整可能
すごく今更なんですが、サコッシュって小さいです。たくさんのモノは入りません。
「入らないけれども、ちゃんと入る」がサコッシュの特徴ではありますが、つい買い物しちゃったときなど、どうしてもモノを入れたいときもあります。
そんなときに地味に嬉しいのが、ボタンの2段階調節機能。
少し不格好にはなってしまいますが、上側のボタンで留めることで、サコッシュに厚みを持たせながら閉じられて、多少厚みのあるものでも収納可能です。
思わぬ荷物が増えたときにも対応できます。
内ポケットがあるので中で小物が散らばらない
外側はシンプルなトレックミュゼットですが、内側には2つのポケットがついています。
サコッシュに入れるモノは小物が多いので、どうしてもサコッシュの中で散らばりがち。しかし、内ポケットがあれば小物が散らばらず、スッキリ収納できます。
私はよくイヤホンを入れています。取り出しやすくて良い。
また、内側には小物を付けられるループもついているので、鍵なども失くさずに収納できます。
ショルダーベルトが幅広で肩に優しい
素材がしっかりしているため、重量は100gと、軽量性はそれほどでもないトレックミュゼットですが、その分ショルダーベルトの肩部分が幅広になっています。
細いショルダーベルトで、肩に食い込んでしまうサコッシュが多い中、トレックミュゼットは幅広になっているベルトのおかげで、多少重いものでも楽に持ち運べます。
幅広いショルダーベルトのおかげで、私はペットボトルや折りたたみ傘をぶら下げていられるのかもしれません。
サコッシュをおでかけの相棒に!あなただけの活用シーンがきっとある
今回はサコッシュの魅力に憑りつかれてしまった私が、サコッシュの魅力や利用シーンを体験談中心にたっぷりお送りいたしました。
「サコッシュって全然モノが入らない」と思われがちですが、使用してみると「あ、この使い方いいじゃん」と思う瞬間が意外と多くあります。サコッシュには、使ってみる前にはまったく想像できなかった魅力がたくさんあるのです。
特に「貴重品など肌身離したくないモノを身に着けていられる」というのは、ひとり旅に嬉しいポイントでもあり、私の中で強く印象に残っています。
ただの小さく薄いショルダーバッグではないのだと、使ってみて実感させられました。
本記事を読んで少しでも「サコッシュ、使ってみようかな」と思った方は、ぜひ試しに使ってみてください。あなただけの、サコッシュが輝くシーンがあるかもしれませんよ。