カージナルス完封負け シーズン90敗は1990年以来33年ぶりの屈辱

【カージナルス0-3ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド

カージナルスは得点圏で8打数1安打に終わるなど打線がつながらず、すでに地区優勝を決めているブリュワーズを相手に0対3で完封負け。シーズン90敗は1990年以来33年ぶりの屈辱となった。ブリュワーズ2番手のフリオ・テヘランが4回1安打無失点で3勝目(5敗)をマークし、3番手のイーサン・スモールはメジャー初セーブを記録。カージナルス先発のダコタ・ハドソンは6回途中7安打3失点で3敗目(6勝)を喫した。

初回にウィリアム・コントレラスのタイムリーで先制されたカージナルスは、3回裏にクリスチャン・イェリッチのタイムリーでリードを広げられ、先発のハドソンは6回裏に無死1・3塁のピンチを招いたところで降板。2番手のアンドレ・パランテはウィリー・アダメスを併殺打に仕留めたが、この間に3点目を失い、最後まで得点を奪えず、0対3で完封負けとなった。

昨季まで15年連続レギュラーシーズン勝ち越しという安定した強さを誇っていたカージナルスだったが、昨季限りで名捕手ヤディアー・モリーナが引退した影響もあったのか、今季は開幕から低空飛行。2007年以来16年ぶりのシーズン負け越しとなっただけでなく、1990年以来33年ぶりとなるシーズン90敗に到達した。

なお、カージナルスのラーズ・ヌートバーは「1番・中堅」でスタメン出場して4打数1安打。2試合連続でヒットを放ち、今季の打撃成績は打率.262、13本塁打、43打点、出塁率.369、OPS.785となった。自身初の規定打席到達まで、残り3試合で10打席(1試合あたり3.33打席)となっている。

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