大分トリニータU―18から来季トップチームに昇格を決めた東明高3年の3選手が28日、同校で会見し、抱負を語った。
3選手は▽ボランチとして広い視野を持つMF松岡颯人(杵築市出身)▽ドリブルとゴールに向かう姿勢に優れたFW木許太賀(津久見市出身)▽正確なパスとカバーに定評のあるDF小野俊輔(大分市出身)。大分フットボールクラブ(FC)の西山哲平ゼネラルマネジャー(GM)が紹介した。
プロ1年目の目標として、松岡は「足元の技術でゲームメークし、アシストや得点に絡む」、木許は「ゴールに直結するプレーを心がけ、ドリブルでも存在感を示す」、小野は「センターバックをやってきた。対人の強さや後方からのパスで貢献したい」と語った。
いずれも海外のトップ選手を目標に、将来的に世界で通用する選手になる意気込みを示した。
一度に3人が昇格するのは2016年以来。大分FCの小沢正風社長は「育成型クラブとして県民により身近に感じてもらうきっかけになる。近い将来、チームを背負う選手として成長してほしい」と期待を寄せた。