15年ぶり161円超 13週連続値上がり

資源エネルギー庁が16日発表した軽油の店頭価格は、14日時点で1㍑あたり前週(7日/159・8円)よりも1・6円の上昇で、15年ぶりに160円を突破する161・4円と13週連続で値上がりした。
 コロナ前の2019年同時期(8月13日/126・2円)に比べ35・2円の高騰だ。全日本トラック協会の試算によると、トラック業界全体では約5280億円もの負担増になる。
 愛知県(159・0→158・5円)を除く46都道府県が値上がりした。価格帯は170円台が1県(前週1県)、160円台が前週20都道県から30都道府県と増加し、150円台は26府県から16県と減少。
 最高値は長野県の171・5円(前週比0・6円上昇)、最安値が徳島県の153・6円(同1・37円上昇)で、価格差は17・9円。

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