インフルエンザ早くも流行 傾向と対策は

 例年だと11月から12月に流行が始まり翌年の4月には収束するという季節性インフルエンザの患者数が、ことしは早くも増加しています。

 栃木県によりますと9月18日から24日までの1週間に報告のあったインフルエンザ患者の数は1つの医療機関あたり3.30人です。前の週の3.67人から減ったものの依然として流行期入りの目安とされる1を超えています。

 県教育委員会によりますと9月19日から22日までの4日間に県内の公立の小学校や中学校、それに高校ののべ14校で学級閉鎖などの対応がとられたということです。

 発熱や咳などインフルエンザの症状が出ても新型コロナウイルスの可能性もあるので医療機関を受診するときには注意が必要だといいます。

 そのほか、朝晩は涼しくても日中は暑いなど季節の変わり目は寒暖差が激しくなっていて体調管理も必要だということです。

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