県民総ぐるみで ヘルメットの着用呼びかけ 宇都宮

 「秋の交通安全県民総ぐるみ運動」に合わせて28日、宇都宮市の交差点では自転車ロードレースチームの選手や警察などが自転車の安全な利用を呼びかけました。

 宇都宮市桜2丁目の交差点は近くに複数の高校があり、中心市街地に通勤する人も利用するため通勤・通学の時間帯には多くの自転車が通ります。

 交通安全運動の期間中、自転車の適切な利用を目指す強化日になっている28日は、自転車ロードレースチームの宇都宮ブリッツェンの選手や警察官、それに高校生などが合同で広報活動を行い自転車の安全運転やマナーアップを呼びかけました。

 また、28日は宇都宮中央警察署管内の8つの高校の正門前で生徒と教職員がヘルメット着用の横断幕を掲げ登校する生徒を迎えました。

 栃木県警察本部によりますと、県内で2023年に入ってから8月末までに起こった人身事故のうちおよそ4分の1が自転車が関係する事故だということです。そのなかでヘルメットを着用していたのはわずか16%でした。

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