ともさかりえ主演「湯遊ワンダーランド」がクランクアップ!「いとおしい思い出になると思います」

9月30日に最終回を迎える、テレビ大阪・BSテレ東で放送中の真夜中ドラマ「湯遊ワンダーランド」(テレビ大阪=土曜深夜0:55・最終回は深夜1:25、BSテレ東=土曜深夜0:00)。主演・ともさかりえをはじめとしたキャストから、撮影を終えてのコメントが届いた。

「湯遊ワンダーランド」の原作は、女性サウナの金字塔ともいえる、漫画家・まんきつ氏による自叙伝漫画。漫画のネタが浮かばず、悪夢に悩まされる日々を送っていた漫画家・きつこ(ともさか)はある日、弟のやっちゃん(須賀健太)からのサウナに行き毒を抜けという助言を受け銭湯に通い始める。銭湯を牛耳るヌシの魔の手をかいくぐり、女湯で展開されるガールズトークに耳をそば立てながら、サウナの魅力にどっぷりと漬かっていくことで、きつこの日常は次第にドライブし始める。

「一生撮り終わらないんじゃないかと、きつこの悪夢にうなされるような感じでしたが、無事に撮り終えてホッとしています」と冗談交じりに語るともさかは、「ハチャメチャな現場だったので撮影1週間くらいで心が折れたんですけど(笑)、それらもいとおしい思い出になると思います! 本当にありがとうございました! 撮影された皆さまもご苦労さまでした」と過酷なサウナでの撮影を振り返りながら、感謝を述べた。

「家のシーンだけで非常に楽な思いをさせていただいていたんですけど、皆さんのサウナのシーンが大変だったと聞いているので、気楽でよかったなあ、なんて思ってしまっています(笑)」と言うのは、サウナ撮影が一切ないまま撮了を迎えた須賀。「また皆さんとご一緒できることを楽しみに頑張りたいと思います。ありがとうございました!」と語った。そして、きつこの義妹・美衣子役の岩井七世は「本当に毎日が幸せな日々でしたが、またチャンスがあるなら『お風呂って撮影大変だよ』って私も言いたいです(笑)」と笑顔で締めくくった。

漫画家であるきつこのアシスタント・沼崎役の樋口日奈は「原作の沼崎よりもさらにキャラを濃くしていただいて、本当に楽しく演技させてもらいました。最終回の放送を楽しみにしています。本当にありがとうございました!」と思いを伝え、きつこの担当編集・高石役の川島潤哉も「サウナのシーンもほとんどなかったので、皆さんが抱えているようなストレスなく、普通にのんびりやらせていただきました(笑)。個人的にともさかさんとご一緒できたのがうれしくてまだ『あっ、ともさかりえだ』感が抜けていません。本当に楽しかったです」と喜びを口にした。

最終回。初めて行った温浴施設で塩サウナを初体験するきつこ。そこへ塩塗り女(清水みさと)がやって来て、全身にくまなく塩を塗り込む。元彼とその彼女の不幸を願うドス黒い感情を抱いてしまうのが嫌で、いろんな方法で浄化しているのだという。親切心で背中にも塩を塗ってあげようとするきつこ。しかし塗った瞬間、何かに取りつかれてしまう。家に帰っても弟・やっちゃんと義妹・美衣子に暴言を飛ばし続けるが、何とか我を取り戻すと、あらためてサウナに支えられている自分に気付く。

なお、「湯遊ワンダーランド」のDVD-BOXが、2024年2月2日に発売決定。実在する銭湯を舞台に描かれる、女性サウナーのリアルな実態や誰もが共感するサウナあるある、そしてクスッと笑えるシーンまで魅力的な映像が詰まった全12話に加え、メーキングなどの特典映像を盛り込んだDVD-BOXとなっている。

また、“きつこ気分”を味わえるミニトリップ5選からサウナ聖地巡礼まで、女性目線のおすすめサウナ満載の決定版ガイドブック「ドラマ『湯遊ワンダーランド』公式サウナガイド きつことととのう初めてのサウナ」(東京ニュース通信社)が発売中。ドラマを見てサウナに興味を持った人、初めてサウナに行ってみたという人が、ドラマの世界観を追体験しながらサウナの奥深い魅力を堪能できる1冊だ。サウナ専門媒体「SAUNA BROS.」も全面協力。原作者・まんきつ氏のインタビューほか、盛りだくさんの内容となっている。

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