史上最強の龍神NIPPONが決戦の舞台へ!「FIVB パリ五輪予選/ワールドカップバレー2023」男子大会が開幕!!

パリオリンピックへの出場権がかかる「FIVB パリ五輪予選/ワールドカップバレー2023」の男子大会が、9月30日に国立代々木競技場 第一体育館で開幕! これに先駆け、9月29日に会場練習が行われ、男子日本代表のメンバーが最終調整を行った。

午後3時過ぎにコートに現れた日本代表メンバー。まずは入念なウォームアップを行い、その後、二つのボールを使用した2対2のゲームや実戦形式の練習など、約1時間半にわたって汗を流した。

また、練習後には取材に対応。主将の石川祐希選手は「試合前という雰囲気で今日は練習ができていたと思いますので、いい形で(本番に)入れるのではないかな」と手応えを語り、「9日間で7試合と非常にタイトなスケジュールになるので、なるべく同じメンバーでとは思っていますが、誰かがけがをしたり、コンディションが悪くなったりということは考えられます。でも、そうなった時も出場したメンバーがしっかり活躍できるチームが作れているので、全員で戦っていきたいと思います」とコメント。そして初戦のフィンランド戦へ向け「相手への対策をすることも必要ですが、相手の様子を見てスタートするよりも、自分たちからどんどん仕掛けて攻める展開を作っていきたいと思っています」と意気込んだ。

サウスポーエースの西田有志選手は「自分たちがやらなければいけないバレーのスタイルを忘れずに、しっかりと出していくことが必要かなと思います」と話し、大会へ向けて「9日間で7試合とタフな戦いになってくると思います。今、日本がどのレベルまで強くなっているかを証明しないといけないと思いますが、試合では勝つことだけを目標にやっていきたいと思いますので、まず明日の初戦をしっかりと勝ちにいきます」と闘志を燃やした。

若くしてイタリアリーグに挑戦し修行を積んだ髙橋藍選手は「本当に楽しみにしています。このために自分自身、イタリアに渡ったりとさまざまな挑戦をしてきたので、ここでまず力を出すことが必要だと思っています」と気合十分。そして「コンディションは非常にいい形で持ってこられています。もちろん試合の中でさらに上げていかないといけないと思っているので、まずはフィンランド戦にいいコンディションを持っていき、その中で改善していく点を見つけながらやっていきたいです」と話し、「五輪の切符を取るということが一番重要ですが、それを日本のお客さんの前でできることにワクワクしています」と瞳を輝かせた。

ネーションズリーグでは大会史上初となる銅メダルを獲得、8月に開催された「バレーボールアジア選手権」では6年ぶりの優勝を果たした龍神NIPPON。上位2チームに入り、パリ五輪への切符をつかめるのか? 歴史的瞬間をお見逃しなく!

【番組情報】

「FIVB パリ五輪予選/ワールドカップバレー2023」
フジテレビ系
日本戦全7試合を午後7:00~8:54独占生中継(延長対応あり)
9月30日(土)日本×フィンランド
10月1日(日)日本×エジプト
10月3日(火)日本×チュニジア
10月4日(水)日本×トルコ
10月6日(金)日本×セルビア
10月7日(土)日本×スロベニア
10月8日(日)日本×アメリカ

撮影/浦川一憲

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