PSGが今季未勝利が続くクレルモン相手にゴールレスドロー…CLニューカッスル戦に弾みを付けられず【リーグ・アン】

[写真:Getty Images]

パリ・サンジェルマン(PSG)は9月30日、リーグ・アン第7節でクレルモンと対戦し0-0の引き分けに終わった。

前節、マルセイユとの“ル・クラスィク”を快勝したPSGは、その試合からスタメンを3人変更。リュカ・エルナンデスやザイール=エメリ、ウガルテに代えてダニーロ、ファビアン・ルイス、ヴィティーニャをスタメンで起用。3トップは前節同様にデンベレ、コロ・ムアニ、ムバッペを並べた。

今季未勝利が続くクレルモンに対し、PSGはボールを保持するがなかなか決定機まで持ち込めない。32分にはハキミのスルーパスに反応したムバッペがボックス中央右に抜け出しシュートを放ったが、これは相手GKがセーブ。

さらに40分には、敵陣中盤のヴィティーニャがゴール前へロングパスを供給すると、ボックス右から斜めに走り込んだデンベレがボレーシュート。しかし、このシュートはGKディアウのファインセーブに防がれた。

ゴールレスで迎えた後半、PSGは開始早々にピンチを迎える。46分、右サイドから斜め切り込んだコナテがボックス手前からシュートを狙うと、DFにディフレクトしたボールをボックス左のニコルソンがボレーシュート。さらにGKドンナルンマが弾いたボールをマニャンが詰めたが、これもドンナルンマがファインセーブで

ピンチを凌いだPSGは53分、自陣からのロングカウンターを仕掛けると右サイドを突破したデンベレがボックス右から折り返しを供給。これを中央のムバッペが右足ダイレクトで合わせたが、シュートは右ポストに弾かれた。

1点が遠いPSGは、64分にバルコラとヴィティーニャを下げてゴンサロ・ラモスとザイール=エメリを投入。すると81分、連動したパスワークで左サイドを切り裂くと、ムバッペのパスをボックス左で受けたコロ・ムアニの折り返しからゴンサロ・ラモスに決定機が訪れたが、シュートは相手GKが右手に当てると、最後はゴールカバーに戻ったDFにクリアされた。

終盤にかけて猛攻を見せたPSGだが、最後までゴールは奪えず、試合はそのまま0-0で終了。格下相手に決定力を欠いたPSGが、チャンピオンズリーグ(CL)第2節のニューカッスル戦に向けて弾みを付けることはできなかった。

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