【J1注目プレビュー|第29節:FC東京vsG大阪】中位に位置する両者、来季に向けた足掛かりとするのは!?

[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

【明治安田生命J1リーグ第29節】
2023年10月1日(日)
15:00キックオフ
FC東京(10位/36pt) vs ガンバ大阪(11位/34pt)
[味の素スタジアム]

◆前節の反省を生かせるか【FC東京】

前節のサガン鳥栖戦は3-2で勝利。見事に逆転することに成功し、リーグ戦5試合ぶりの勝ち点3となった。

今シーズンは監督を交代しても調子は上がらず、まだまだチームとして未完成の状態。我慢のシーズンとなるが、全ては来シーズンに繋げるためと考えるしかないだろう。

無冠が確定しており、残り6試合は勝利を目指すことはもちろん、チームとしての精度を高めること。鳥栖戦も相手の良いようにやられてしまった中、なんとか逆転に成功したという状況だ。

課題は試合の立ち上がり。相手にボールを保持された場合はしっかりと堅く守れるか。中盤での主導権握りでは負けたくない。

★予想スタメン[4-3-3]
GK:ヤクブ・スウォビィク
DF:長友佑都、森重真人、木本恭生、バングーナガンデ佳史扶
MF:原川力、渡邊凌磨、松木玖生
FW:仲川輝人、ディエゴ・オリヴェイラ、アダイウトン
監督:ピーター・クラモフスキー
出場停止:東慶悟

◆またも漂う停滞感、払拭したい【ガンバ大阪】

前節はホームで浦和レッズに1-3と逆転負け。過密日程を戦い、数的不利な相手に逆転を許してしまうという失態を犯した。

一時最下位に長らく居座ったことを考えれば、中位にいることは驚きとも言える。夏場に見せたV字回復は見事だったが、その勢いと力はなくなりつつある。

リーグ戦5試合勝利から遠ざかっている状況。今季全てやられた浦和以上に、味スタの戦いは苦手にしており、過去20年でたったの1勝しかできていない鬼門。この舞台で結果を残すことで、来季に繋がる力を得られるはずだ。

チームとしての形を見出すためにも、今一度ボールの動かし方と、よりアグレッシブさを増した守備を見せたいところ。ボールポゼッションはもちろんのこと、ハイプレス&ショートカウンターという形も思い出したい。

★予想スタメン[4-3-3]
GK:東口順昭
DF:髙尾瑠、三浦弦太、福岡将太、黒川圭介
MF:ダワン、ネタ・ラヴィ、山本悠樹
FW:食野亮太郎、イッサム・ジェバリ、倉田秋
監督:ダニエル・ポヤトス

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