エンゼルス逆転負けで89敗目 逆転した直後にリリーフ陣が崩れる

【アスレチックス7-3エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

6回まで無安打に封じられていたエンゼルスは7回裏に3点を奪って逆転したものの、直後の8回表に一挙5失点。リリーフ陣が踏ん張れず、アスレチックスに3対7で逆転負けを喫した。アスレチックス先発のジョー・ボイルは7回2安打3失点で2勝目(0敗)をマーク。エンゼルス3番手のベン・ジョイスは一死も取れず被安打3、与四球1でマウンドを降り、4失点が記録されてメジャー初黒星(1勝)を喫した。

初回にザック・ゲロフの14号ソロで先制されたエンゼルスは、6回までアスレチックス先発のボイルの前にノーヒット。しかし、7回裏にマイク・ムスタカスの犠飛で同点に追いつくと、ローガン・オホッピーが9月9本目のアーチとなる14号2ランを放ち、勝ち越しに成功した。

ところが、3番手のジョイスが無死満塁のピンチを招き、ゲロフにタイムリーを許したところで降板。4番手のホセ・ソリアーノはボークで同点のランナーを生還させ、二者連続三振のあと、シェイ・ランゲリアーズに22号勝ち越し3ランを浴びた。9回表にもゲロフのタイムリーで失点し、3対7で逆転負け。明日のシーズン最終戦に敗れると、2019年以来4年ぶりの90敗となる。

なお、試合前には選手間投票によって決定されるチームMVPの表彰式が行われ、右ひじの手術を終えた大谷翔平が久しぶりにフィールドに姿を見せた。レギュラーシーズンは残り1試合だが、本塁打ランキング2位のアドリス・ガルシア(レンジャーズ)とは5本差。日本人選手として初となる本塁打王のタイトルは確実となっている。

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