「誰かクラブに連絡を」イングランド2部に挑戦中の坂元達裕、監督は評価も英語の先生を求める?「どんどんと上達している」

[写真:Getty Images]

チャンピオンシップ(イングランド2部)のコヴェントリー・シティで指揮を執るマーク・ロビンズ監督が、MF坂元達裕へのサポートを呼びかけた。

今夏ベルギーのオーステンデからコヴェントリーに完全移籍した坂元。初のイングランド挑戦となったシーズンは、ここまでチャンピオンシップで6試合、EFLカップで1試合に出場している。

ここまではゴールやアシストといった結果は残せていない坂元だが、右ウイングバックとしてチームに貢献している。

そんな中、ロビンズ監督は坂元の最近のパフォーマンスについて言及。ゴール前にもう少しボールを入れるべきだと指摘した。

「彼は問題ない。ポジションを少し理解するという点で、彼にはまだできることがあると思う。例えば、特定のポジションに入ると、彼にもっとクロスをして欲しいと思うだろう」

「私はそのポジションではもっとクロスを見たい。我々はボックス内には2人の選手がいる必要がある。どの2人であろうとだ」

「我々はゴールを決める力があるのだから、ボールを打たなければいけない。この前は、セットプレーからボールを中に入れるチャンスがあったが、ショートコーナーで角度を変えようとしてしまった」

「しかし、ボックス内にボールを送れるようにならないと、彼は本当にフラストレーションが溜まる。それでも、彼は理解できるようになると思っている」

また、言葉の問題についても言及。英語の勉強をしているとのことだが、ロビンズ監督はより上達するためにまさかの家庭教師のオファーを投げかけた。

「彼は英語を勉強しており、どんどんと上達している。彼は好奇心旺盛で、よく質問してくる。ただ彼には色々なことが起きている」

「彼は別の国から引っ越してきて、家族も引っ越してきた。それが全てだ」

「ただ、彼は日本人との対面での英語レッスンを求めており、それが理想的でもある。だから、この新聞や記事を読んだ人がいたら、クラブに連絡してもらいたい」

徐々に信頼を得ながらも、課題も残る坂元。新しいサッカー、文化に慣れて結果を残せるのか、注目が集まる。

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