ウルブス戦スタンド観戦のペップ、今後は「行儀よく行動する」と宣言

写真:スタンドからウルブス戦を見守ったグアルディオラ

プレミアリーグ第7節ウルブス vs マンチェスター・シティの試合において、ジョゼップ・グアルディオラ監督の姿はベンチではなくスタンドにあった。

プレミアリーグでは今シーズン、審判への異議申し立てへの取り締まりを強化するルール変更を行い、ベンチスタッフに対しては従来の警告4回から3回で1試合のベンチ入り停止処分が下されることになった。グアルディオラ監督は第6節までに3回の警告を受けたため、ウルブス戦はベンチ入り停止となり、スタンドからスポーツディレクターのチキ・ベギリスタイン氏らとともに試合を見守った。

この件について、イギリス『ガーディアン』紙の電子版が試合後のグアルディオラ監督のコメントを紹介している。

「特に大きな問題ではない。バルセロナの選手だった頃、私は最もフィジカルが弱い選手だったが、最も警告が多い選手だった。審判に対して事あるごとに文句を言っていたからね。監督になった今もそれは変わらない。正しくないと思ったり、気に入れないことがあったりすれば、ついつい何かを言ってしまうんだ」

そしてスタンドから試合を見守ったことについて「スタンドではイエローカードをもらうことは不可能だし、非常にリラックスして何が起きているのかを分析することができた」と感想を語りつつ、反省の弁も忘れなかった。

「ただ、これからはカードをもらわないようにしたいし、自分をコントロールし、行儀よく行動するようにトライしたい。100パーセントの保証はできないけどね」

通算8度の警告を受けると2試合のベンチ入り停止処分を受けることになる。グアルディオラ監督はこのことも踏まえつつ、今後の改善を誓った。

「私は選手たちと一緒にいて、芝生の匂いをかぐのが好きだ。チキたちは非常に親切だったが、私はタッチライン際にいるほうが好きだ。だからこそ、二度と同じことを繰り返してはいけないと思っている。次は2試合のベンチ入り停止になってしまうからね」

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