今季最後の週間MVP バーランダーとノーラン・ジョーンズが選出

日本時間10月3日、MLB機構は2023年レギュラーシーズン最終週の週間MVPを発表し、ア・リーグはジャスティン・バーランダー(アストロズ)、ナ・リーグはノーラン・ジョーンズ(ロッキーズ)が選出された。バーランダーは2019年以来自身10度目の受賞で、アストロズからの選出はチャス・マコーミック、フランバー・バルデス、ホセ・アルトゥーベ(2度)に続いて今季4人目(5度目)。ジョーンズは初受賞で、ロッキーズからの選出はC・J・クロンに続いて今季2人目となった。

現在40歳のバーランダーは、2試合に先発して13イニングを投げ、2勝0敗、防御率0.69、13奪三振の好成績をマーク。シーズン最終盤の勝負どころで見事な活躍を見せ、チームの3年連続地区優勝と7年連続プレーオフ進出に大きく貢献した。特に日本時間9月26日のマリナーズ戦では、同地区ライバルを相手に9回途中3安打1失点の快投で12勝目。日本時間10月1日のダイヤモンドバックスでは5イニングを2安打無失点に抑え、13勝目を手にした。最終登板で規定投球回に到達し、今季は27先発で13勝8敗、防御率3.22を記録。ワールドシリーズ連覇を目指すプレーオフでも活躍が期待される。

現在25歳のジョーンズは、7試合に出場して打率.429(28打数12安打)、2本塁打、7打点、3盗塁、OPS1.163の好成績をマーク。プロスペクトとして期待されながらもガーディアンズでは結果を残せなかったが、ロッキーズで過ごしたメジャー2年目のシーズンを最高の形で終えた。今季は106試合に出場して打率.297、20本塁打、62打点、20盗塁、OPS.931を記録。「打者天国」と呼ばれる本拠地クアーズ・フィールドの助けを借りたわけではなく、ホームで10本塁打、OPS.928、ビジターでも10本塁打、OPS.935と球場に関係なく結果を残した。

なお、今季のMLBではジョーンズを含め、19人の選手が「20-20」を達成したが、これは1999年に並ぶ最多タイ記録である。

The post 今季最後の週間MVP バーランダーとノーラン・ジョーンズが選出 first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.