岸田吟香生誕190年 新聞週間特別企画「大講演会」開催 [岡山県美咲町]

 岸田吟香生誕190年を記念して、新聞週間特別企画「大講演会」を、新聞週間(10月15日から1週間)に合わせ、令和5年10月14日(土曜日)13時~15時、岡山県美咲町の旭町民センターで開催します。

 講師は、武庫川女子大学教育学部 山口豊教授で、「岸田吟香 新聞との出会い」というテーマでご講演いただきます。播磨町長と美咲町長の対談も予定されています。

 まず、波動の時代を走りぬけた先駆者(ジャーナリスト、実業家)、岸田吟香(1833~1905年)についてご紹介します。吟香は、現在の久米郡美咲町栃原に生まれた大変ユニークな人物です。日本最初の民間新聞「海外新聞」を創刊するなど、幕末から明治にかけてジャーナリストとして活躍したほかに、日本初の本格的な和英辞書編集に関わり、液体目薬を世に生み出すなど、非常に多彩な才能で、波動の時代を走りぬけた先駆者です。また、明治時代初期に吟香が食べた鶏卵和(けいらんあえ)が「元祖」たまごかけごはんとして伝えられています。

 大講演会当日は、岸田吟香と新聞との出会いを中心に、日本の近代化に一石を投じた吟香とはどんな人物だったのか山口豊教授に解説していただきます。

 主催は、岸田吟香を語り継ぐ会で、定員は80名で入場無料です。(共催:美咲町・美咲町教育委員会、後援:兵庫県播磨町・播磨町教育委員会・毎日新聞岡山支局・山陽新聞社・津山朝日新聞社)

【お問い合わせ先】
岸田吟香を語り継ぐ会:090-1015-2367
美咲町教育委員会生涯学習課:0868-66-3086