ACL初白星狙う甲府と対峙するブリーラム、ティーラトン&パパス監督が闘志 「勝ち点3をとって帰りたい」

[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

ブリーラムのDFティーラトン・ブンダマンとアーサー・パパス監督が、4日に行われるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループH第2節・ヴァンフォーレ甲府戦の前日会見に臨んだ。

初戦で浙江職業(中国)に4-1と勝利したタイ王者・ブリーラムは2連勝を目指す今節、J2からACL参戦の甲府と対戦。かつて横浜F・マリノスでコーチを務め、鹿児島ユナイテッドFCで短期間ながらも指揮官を歴任したパパス監督は「久しぶりの日本。明日の試合が楽しみだよ」と開口一番に語った。

ブリーラムは29日に行われる予定だった国内リーグの試合が延期となっているが、指揮官は「フレッシュな状態で戦えると思っている。延期によってリズムが失われる可能性はあるが、そんなことは気にせず、明日の試合で勝ちたい」と意気込む。

また、指揮官とともに横浜FMでJ1制覇を経験し、ヴィッセル神戸にも在籍したティーラトンも「久しぶりに日本に戻って来れて嬉しいけど、僕たちは自信を持っているよ。良い試合をし、勝ち点3をとって帰りたい。タイ人サポーターのためにもね」と甲府撃破を誓う。

そんな両者は甲府についてを尋ねられ、パパス監督は「個人はあまり注視していない。メルボルン・シティ戦からメンバーが代わっている可能性もあるしね。我々が自分たちのサッカーを披露することが重要だ」と返すと、ティーラトンは「甲府はJ1に昇格する可能性もあると思う。本当に強いチームだよ。でも、僕たちはタイ人サポーターのために頑張る」と言葉を続けた。

最後はティーラトンがJリーグ時代のファンへの感謝を語って前日会見を締め括った。

「今日を迎える前にたくさんの日本のファンからメッセージをもらったよ。日本での4年間は本当にいい経験になり、多くの方に応援されてとても嬉しかった。ただ、今回は勝つためにここへ来た。もし日本の人たちが僕らを応援してくれたら嬉しいな」

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