9~10月の各賞受賞者が決定 アルバレスとアクーニャが月間MVP

日本時間10月4日、MLB機構は9~10月の月間各賞の受賞者を発表した。ア・リーグはヨーダン・アルバレス(アストロズ)、ナ・リーグはロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)が月間最優秀選手に選出。月間最優秀投手にはタリック・スクーバル(タイガース)とブレイク・スネル(パドレス)、月間最優秀新人にはロイス・ルイス(ツインズ)とノーラン・ジョーンズ(ロッキーズ)、月間最優秀リリーバーにはクレイ・ホームズ(ヤンキース)とタナー・スコット(マーリンズ)が選ばれた。

アルバレスは27試合に出場して打率.293、8本塁打、20打点、出塁率.441、OPS1.061をマーク。長打率(.620)はリーグ1位、OPSは同2位、出塁率は同3位、本塁打は同4位タイにランクインした。アルバレスが月間最優秀選手に選ばれるのは、2022年6月に続いて2度目。アストロズからの選出は2022年8月のアレックス・ブレグマン以来である。

アクーニャJr.は26試合に出場して打率.340、11本塁打、23打点、11盗塁、出塁率.403、OPS1.111をマーク。本塁打はメジャー1位タイ、長打率(.708)は同2位、盗塁は同6位タイ、OPSは同7位にランクインした。前人未到の「40-70」を達成したアクーニャJr.が月間最優秀選手に選ばれるのは4月と6月に続いて今季3度目(通算4度目)。2021年4月にも受賞しており、ブレーブスの選手が受賞した直近5度のうち4度はアクーニャJr.が選ばれている。

スクーバルは5試合に先発して30イニングを投げ、4勝0敗、防御率0.90、43奪三振をマーク。WHIP(0.60)はメジャー1位、勝利数は同1位タイ、防御率は同2位、奪三振数は同2位タイにランクインした。スクーバルが月間最優秀投手に選ばれるのは今回が初めて。タイガースからの選出は2016年7月のジャスティン・バーランダー以来であり、左腕に限れば1984年7月のウィリー・ヘルナンデス以来、実に39年ぶりとなった。

スネルは5試合に先発して31イニングを投げ、3勝0敗、防御率0.58、41奪三振をマーク。防御率はメジャー1位、奪三振数は同4位、WHIP(0.87)は同6位にランクインした。自身2度目のサイ・ヤング賞が有力視されているスネルが月間最優秀投手に選ばれるのは6月に続いて今季2度目(通算4度目)。パドレスでは今季スネル以外にマイケル・ワカ(4月)も受賞しているが、1シーズンに複数回受賞するのは2007年のジェイク・ピービー以来である。

ルイスは18試合に出場して打率.313、6本塁打、23打点、OPS1.022をマーク。9月の2本を加え、年間4本の満塁本塁打は新人タイ記録となった。ツインズからの選出は昨年7月のホセ・ミランダ以来であり、球団史上6人目(7度目)の受賞者となった。

ジョーンズは29試合に出場して打率.349、7本塁打、23打点、OPS1.112をマーク。今季メジャー全体で19人目となる「20-20」を達成し、年間19人は1999年と並ぶ最多タイ記録となった。ロッキーズからの選出は2017年4月のアントニオ・センザテラ以来16年ぶり。球団史上8人目の受賞者である。

ホームズは12試合に登板して12イニングを投げ、8度のセーブ機会を全て成功させて防御率0.75、11奪三振をマーク。9~10月にホームズが登板した12試合でヤンキースは12勝0敗だった。ヤンキースからの選出はマリアーノ・リベラ(2度)、アロルディス・チャップマン(3度)に続いて3人目である。

スコットは14試合に登板して16回1/3を投げ、9度のセーブ機会を全て成功させて防御率1.65、20奪三振をマーク。シーズン100奪三振を達成した球団史上初のリリーフ左腕となった(右腕では2016年にカイル・ベアクローが達成)。マーリンズからの選出はトッド・ジョーンズ(2005年8月)、ベアクロー(2018年6月)に続いて3人目である。

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