ダイヤモンドバックスが先勝 3本塁打でブリュワーズに逆転勝ち

ワイルドカード・シリーズ第1戦【ダイヤモンドバックス6-3ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド

ダイヤモンドバックスとブリュワーズによるワイルドカード・シリーズの初戦は、2回までに3点を先制されたダイヤモンドバックスが3本塁打で逆転に成功。9回表にはブリュワーズの守護神デビン・ウィリアムスから2点を追加し、6対3で勝利して地区シリーズ進出に王手をかけた。ダイヤモンドバックス2番手のジョー・マンティプライが勝利投手となり、7番手のポール・シーウォルドはセーブを記録。ブリュワーズ先発のコービン・バーンズは3本のアーチで4点を失い、敗戦投手となった。

登板間隔の都合上、ザック・ギャレンとメリル・ケリーの2本柱を使えなかったダイヤモンドバックスが初戦を制し、シリーズ突破に大きく前進した。初回にカルロス・サンタナのタイムリーで先制され、2回裏にタイロン・テイラーの2ラン本塁打でリードを広げられたが、直後の3回表に反撃。新人王最有力候補のコービン・キャロルが2ラン本塁打を放って1点差に詰め寄ると、ケテル・マルテに二者連発の一発が飛び出し、3対3の同点に追いついた。

4回表にガブリエル・モレノのソロ本塁打で勝ち越すと、5回裏には4番手のライン・ネルソンが無死満塁の大ピンチを招いたものの、ブライス・トゥレインの押し出し死球の判定がチャレンジで覆り、まずは空振り三振で1アウト。さらに、5番手のライアン・トンプソンが三塁エバン・ロンゴリアの好守に助けられ、テイラーをサードライナー併殺打に仕留めてピンチを切り抜けた。

試合はそのまま最終回に突入し、ダイヤモンドバックスは9回表にブリュワーズの守護神ウィリアムスから二死2・3塁のチャンスを作ると、クリスチャン・ウォーカーのタイムリー二塁打でダメ押しの2点を追加。3点リードで迎えた9回裏はクローザーのシーウォルドが無失点に抑え、6対3で重要な初戦を制した。ギャレンとケリーの2本柱を残しており、地区シリーズ進出に大きく前進する1勝になったと言えるだろう。

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