自民党県連 衆院千葉9区支部長に元財務省職員選出へ

自民党県連 衆院千葉9区支部長に元財務省職員選出へ

 自民党県連は10月4日、空席となっている衆議院千葉9区の支部長について、公募の結果、元財務省職員の34歳の男性を選出する方針を決めました。

 自民党の衆議院千葉9区の支部長は、洋上風力発電事業を巡る汚職事件で起訴された秋本真利衆議院議員の離党に伴い空席となっていて、自民党県連は後任を公募で決める方針を示していました。

 4日、記者団の取材に応じた、桜田義孝県連会長と小林鷹之選対委員長によりますと、公募では56人から応募があり、選考の結果、元財務省職員の田宮寿人さん(34)を支部長に選出する方針を決めました。

 田宮さんは佐倉市出身、アメリカのコロンビア大学国際公共政策大学院を修了していて、財務省では主税局税制2課の課長補佐などを務めていました。

 4日の午前中に、党本部で県選出の国会議員団会議が、午後には県連で選挙対策委員会と総務会が開かれ、いずれの会合でも了承されたということです。

 今後、党本部に上申し、会議を経て正式に決定する見通しです。

 田宮さんの選出について、桜田会長と小林選対委員長は次のように述べました。

自民党県連 桜田義孝 会長
「多くの方に応募いただきその中で選ばれた人、遜色のない立派な人材だと思う」

自民党県連 小林鷹之 選対委員長
「国政に対する情熱とふるさと・地元への思いを非常に強く感じたのが(選んだ理由の)1つ。総合的に勘案してこの国の千葉県、地元千葉9区の未来の扉を押し開けていく、それにふさわしい人物」

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