雇用助成金など不正受給 9社に返還命じる 栃木労働局

 栃木労働局は4日、新型コロナの影響を受けた企業を対象とする雇用調整助成金などを不正に受け取っていたとして、県内の飲食業や建設業など9つの企業に対し返還を命じる処分を行ったと発表しました。

 いずれも休業していないのに休業したとするなどうその書類を作成して助成金を受け取っていました。

 最も金額が大きかったのは佐野市のプラスチック加工成形業の「アイ・ピーエフ」で3335万円に上ります。

 栃木労働局では全額返還するよう命じるとともに、5年間雇用に関する助成金の利用を禁止する処分を行いました。

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