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ホンダは、新型「N-BOX(エヌボックス)」を10月6日(金)に発売することを発表した。価格は164万8900~236万2800円。
●まとめ:月刊自家用車編集部
「Honda CONNECT」を筆頭に、ホンダ軽モデル初の装備が目白押し
今回、導入される新型N-BOXは、3代目となるモデル。馴染みあるスーパーハイト軽ボディと、頭上まで広々とした室内空間の魅力はそのままに、より上質さを高めたデザインを採用。見晴らしに優れた大型のフロントウインドウやフラットダッシュ形状を採用したことで、運転がしやすいパッケージが与えられていることも特徴になる。
また、新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダコネクト)」をホンダの軽自動車として初めて採用。
標準装備となる安全運転支援システム「HondaSENSING(ホンダセンシング)は、従来機能に加え、近距離衝突軽減ブレーキ、 急アクセル抑制機能を新たに追加している。
新型N-BOXの主な特長
パッケージング・視界
現行モデルの特長である、軽乗用車最大級の室内空間や、高いアイポイントはそのままにノイズレスな視界を追求し、見通しがよく運転しやすい視界を実現。ステアリングホイールの内側で視認するインホイールメーターを採用することで、ダッシュボードをフラット化。これも開放的な視界を実現する理由のひとつになっている。
窓ガラスを水平基調で連続させることで、姿勢や視線の乱れを少なくするなど、乗り物酔いをしづらくする工夫も織り込まれる。
左側フロントピラーの内側に設置していた2つのミラーのうち、サイドアンダーミラーをドアミラーに移設することで、フロントピラーをすっきりさせて左前方の視界を向上。後退駐車時の安心感も高めている。
デザイン
N-BOX
エクステリアは、シンプルな造形美を基本に、身の回りにある家電製品にも共通する丸穴デザインを採用することで身近さを表現。暮らしに寄り添うイメージを目指したフロントグリルや、どの角度からでもヒトの瞳らしさが自然と感じられる造形のヘッドライトを使用することで、シンプルかつ親しみやすいフェイスを手に入れている。
N-BOX(プラチナホワイト・パール)オプション装着車
インテリアはグレージュを基調とした明るいカラーを採用、ぬくもりのあるコルクのような質感のインパネトレーなどと合わせることで、自宅のリビングのような室内空間に仕上げている。
さらに、より個性を求めるユーザーに向けたパッケージとして、N-BOXの世界観の幅を広げる「ファッションスタイル」を新たに設定。オフホワイトのドアミラーやアウタードアハンドル、ボディー同色のフルホイールキャップを採用する。
N-BOXカスタム
エクステリアは、ユーザーが誇りと満足を感じていただけるデザイン。立体感のある緻密な造形のフロントグリルや、フロント全幅いっぱいに広がる横ー文字ライト、ホンダ初となるダイレクトプロジェクション式フルLEDヘッドライトを採用している。また、クリアレンズのフルLEDリヤコンビネーションランプや、ロー&ワイドな見え方と空ガ性能を考慮した専用のエアロデザインにより、品格のある佇まいと性能の高さを表現する。
N-BOX CUSTOM ターボ コーディネートスタイル(スレー トグレー・パール&ブラック)オプション装着車
インテリアは、ブラックを基調とするとともに、高級感のある大理石の質感を再現したインパネトレーを採用するなど、上質で精悍な室内空間に仕上げている。
より個性を求めるユーザーに向けたパッケージとして、圧倒的な余裕と存在感を表現したパッケージ「コーディネートスタイル」を設定。特別感を際立たせるためダーククロームメッキ加飾のフロントグリルやリヤライセンスガーニッシュ、ブラックアルミホイールなどを採用するとともに、ボディーカラーには、モノトーンに加えルーフカラーをブラックにした2トーンも選択可能。
快適装備
あらかじめ施錠操作をすることで、パワースライドドアの全閉後に自動で施錠できるパワースライドドア予約ロック機能を新たに採用。 スライドドア開口の一部に握りやすいグリップ形状のくぼみを設けることで、乗り降りの利便性を高めている。収納は現行モデルの2倍以上となる大型のグローブボックスや後席の大型のサイドポケットなどを配置。Honda SENSINGの機能や各種情報が分かりやすく表示できる7インチTFT液晶メーター(ホンダ軽乗用車初)も採用している。
ボディ&シャシー
現行モデル同等の重量で高い剛性と剛性バランスを実現。N-BOXならではの操縦安定性と乗り心地で安心感のある走りを支えている。 また、遮音フィルムや吸音シートを追加することで、静粛性もさらに高めている。
パワートレーンカ強い走りと優れた燃費性能を両立したパワートレーンを現行モデルから継承。吸気バルブの制御にVTECを採用した自然吸気エンジンと、排気圧をきめ細かく調整できる電動ウェイストゲートを搭載したターボエンジンの2種類を設定。それぞれ細部の制御を見直すことで、従来以上に扱いやすい特性を実現している。
CVTは変速制御をすみずみまで見直し、これまで以上に雑味のない上質な走りを実現。またアイドリングストップ領域の拡大されている。
コネクテッドサービス
新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「HondaCONNECT(ホンダコネクト)」をホンダの軽自動車に初めて採用。対応ナビをディーラーオプションで用意。コネクテッドサービス「Honda Total Careプレミアム(ホンダトータルケア プレミアム)」にも対応。
スマートフォンでドアロック解除などができる「Hondaデジタルキー」に、 パワースライド操作を追加された。
安心&安全領域
先進の安全運転支援システム「HondaSENSING(ホンダセンシング)」を全タイプに標準設定。新型モデルではフロントワイドビューカメラと前後8つのソナーセンサーを用いたシステムを採用。近距離衝突軽減ブレーキ、 急アクセル抑制機能も追加している。
福祉車両
N-BOX/N−BOXカスタムをベースに、車いすのまま乗り降りできるスロープ仕様車を設定。使用時に安心感を提供する速度調整・進路補正機能付き電動ウインチを全車に標準装備している。スロープはフラットに収納できるため、普段使いや趣味にも生かすことが可能。
■N-BOX/N−BOXカスタムバリエーション&価格
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