同僚を暴行し死亡させたとして逮捕の男性…無罪確定 差し戻し審で“無罪” 静岡地検は控訴せず

静岡県伊豆の国市で、同僚を暴行し死亡させたとして有罪判決を受けた男性が、差し戻し審で無罪を言い渡された裁判で、検察が期日までに控訴せず、無罪が確定しました。

無罪が確定した建設作業員の男性は、2019年、伊豆の国市の工事現場で、同僚の男性を殴り、死亡させたとして有罪判決を受けました。その後、男性は控訴し、東京高裁は一審判決を破棄し地裁に差し戻しました。

9月に静岡地裁で開かれた差し戻し審では「関係者が虚偽の証言をした疑いがある」などとして、無罪が言い渡されました。

静岡地検は、期日である10月4日までに控訴をしなかったため、男性の無罪判決が確定しました。

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