生産量日本一を誇る「いちご王国・栃木」のシーズン到来! 鹿沼市で「とちあいか」の初出荷迎える

 生産量日本一を誇る「いちご王国・栃木」のシーズンが早くも到来です。栃木県のオリジナル品種のイチゴ「とちあいか」が5日、鹿沼市で今シーズンの初出荷を迎えました。

 県内のトップを切って鹿沼市のJAかみつがの集荷場に「とちあいか」が届きました。「とちあいか」は「とちおとめ」の後継品種で酸味が少なく甘みが強いのが特徴です。5日は、鹿沼市のイチゴ農家の小曽根正雄さんが36パック約7キロを持ち込みました。

 JA全農とちぎによりますと9月行った調査で「とちあいか」の作付け面積は、去年(2022年)の約2倍の244ヘクタールで、これまで主力品種だった「とちおとめ」の175ヘクタールを超えました。

 集荷場にはいちご市を宣言している鹿沼市の佐藤信市長が訪れ小曽根さんにねぎらいの言葉をかけていました。

 「といあいか」はJAの職員の検査を受け6日に東京の大田市場で競りにかけられます。JA全農とちぎでは今シーズンのイチゴの販売額について県内全体で286億円を目標にしています。

 収穫は12月にピークを迎え来年6月ごろまで続くということです。

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