妙高山が「初冠雪」 昨年より19日早く

 妙高戸隠連山国立公園の一座、妙高山(標高2454メートル)で6日、「初冠雪」が見られた。妙高市関川の妙高高原ビジターセンターによると、昨年より19日、平年より半月ほど早い。

初冠雪した妙高山(6日午前8時30分ごろ撮影、妙高高原ビジターセンター提供)
初冠雪した妙高山(6日午前8時30分ごろ撮影、妙高高原ビジターセンター提供)

 妙高市は市役所から撮影した初冠雪の様子を公式フェイスブックで公開。早朝、同市内各所からも雲間に山頂の雪化粧が確認され、上越タイムス社にも地域住民から情報が複数寄せられた。
 10月入り厳しい暑さが和らぎ、雨の日は肌寒さを感じるほど。妙高山の初冠雪は古くから冬支度を始める目安とされる。自宅からスマートフォンで撮影したという妙高市葎生の男性(61)は「ついこの間まで暑かったのに、びっくりしている」と話した。
 7日から3連休が始まり、紅葉を目当てに妙高山や火打山への登山者が多く見込まれる。同センターの松井茂館長は「冬山と同じになる。経験がない人は計画変更を含め慎重に判断してほしい」と呼びかけている。

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